周囲の反応を探ってみる
Testing the waters (From Human Rights Campaign)
2005.05.16
GLBT 関連の話題が出たときの家族や友人の反応は、あなたが彼らに受け入れられるかどうかのひとつの目安になります。ニュースや映画、ラジオ、テレビなどを引き合いに出したり、職場でも GLBT の人々の人権は守られるべきか否か、という話題を持ち出したりするのも、ひとつの手です。
その反応が肯定的なら、あなたがすんなりと受け入れられる可能性は大です。ただし、そういう人でもそれが見ず知らずの他人でなく、自分の「息子」や「娘」、「友人」となるとまた話は別だ、ということは覚えておきましょう。
忘れないでください。カミングアウトは、常に危険と隣り合わせです。相手がどんな反応をするかは予測がつきません。ずっと昔から、この社会には異性愛者こそが正しいという考えが根付いていて、 GLBT の人々にはマイナスのイメージがつきまとっているのです。一見、偏見などなさそうな人でも、そのイメージに基づいてあなたを判断することだって大いにあり得ます。逆に、意外な人が味方になってくれることもあるでしょう。
「カミングアウトは大きな賭けです」 と言うのは、ダナ・リバーズです。彼女はカミングアウトをしたことによって、教師という職を失いました。でもトランスジェンダーの人々にとって、性移行をする前からの知り合いに本当の自分を隠し続けることは、ほぼ不可能です。「自分が FTM ( MTF) だということを、いつまでも秘密にしておくわけにはいきません」とダナも言います。ただ、ゲイ・コミュニティにおいてさえ、自分がトランスジェンダーだということに居心地の悪さを感じることもあるそうです。彼らの中にはジェンダーに関する問題に無知で、トランスジェンダーの人を受け入れようとしない人もいるのです。
でも、大事なことは、時がきたら本来の自分をさらけ出すことだ、とダナは話します。「いつカミングアウトをするかは、それぞれが自分で決めることです。私は自分の人生がドラマテッィクに、そして大きな意味を持って変化したことを、みんなに――特に身近な人たちに――知ってもらいたいのです」 (翻訳・masae)
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