『同性愛者における他者からの拒絶と受容 ダイアリー法と質問紙によるマルチメソッド・アプローチ』(シリーズ・臨床心理学研究の最前線1)【著】石丸径一郎
法的保障や社会的理解の進んでいないレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル(LGB)について、臨床心理士である著者が、首都圏に住むのべ約600人の異性愛者、約300人のLGBを対象に調査を行い、その結果を分析。「異性愛者がLGBに対して抱いているイメージ」やLGBの日常生活における「受容や拒絶」の体験についての調査をとおして、「LGBがどのような世界を生きているか」を明らかにし、LGBの自尊感情にどのような要因が影響しているかを考察した著。
■著者:石丸径一郎(※)
■出版社:ミネルヴァ書房
■ISBN:978-4-623-05063-5
■発行年月:2008年2月
■価格(税込み):6300円
■目次:
【第1部】問題設定(「同性愛」概念の定義、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルは心理学や精神医学においてどのように扱われてきたか、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルと他のマイノリティ・グループとの比較、第1部のまとめと本研究の構成)
【第2部】レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルはどのような世界を生きているか(異性愛者がレズビアン・ゲイ・バイセクシュアルに対して抱いているイメージ、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの日常生活における受容体験・拒絶体験の実際)
【第3部】レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルにとっての「他者からの受容」の意味(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの自尊感情にとって方略と受容感のどちらが重要か、他者からの受容感と自尊感情―異性愛者との比較、自尊感情変化の日常的なプロセスと受容感、カミングアウトの有無による自尊感情への効果の検討)
【第4部】結論(本研究で得られた知見とその意義、今後の課題)
※石丸径一郎(いしまる・けいいちろう):東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。国立精神・神経センター精神保健研究所成人精神保健部流動研究員。博士(教育学)。臨床心理士。