映画・DVD
おすすめゲイ、レズビアン映画・DVD。日本国内でレンタル・購入が可能です。
■ミルク(★★★★★)-2008年アメリカ映画
第81回アカデミー賞2部門受賞作品。1970年代アメリカ、同性愛者であることを公表してアメリカで初の公職に就いたハーヴィー・ミルクの波乱に満ちた短い人生を感動的に描く。1970年代のサンフランシスコ。生来の人柄でゲイやヒッピーたちに慕われる同性愛者のミルクは、マイノリティに対する権利と機会の平等を求め、世間の差別や偏見と戦いながら市制執行委員会の選挙に立候補する。
■同級生(★★★★★)-1998年イギリス映画
ゲイの男子高校生の恋愛を描いた青春映画。16歳の普通の高校生スティーヴンは、学校一の人気者ジョンと急接近する。手をつないで歩きたいスティーブンと、ふたりの関係を隠したいジョンの心のすれ違い、ゲイであることに理解をしめす女友だちや家族、カミングアウトするか否かで悩む心。1998年エジンバラ映画祭観客賞、同年ディナール英国映画祭審査員賞、観客賞受賞作品。
■フィラデルフィア(★★★★☆)-1993年アメリカ映画
第66回アカデミー賞2部門受賞作品。エイズで不当解顧された男(トム・ハンクス)とエイズ恐怖症の男(デンゼル・ワシントン)の2人の弁護士が、エイズと同性愛者への差別と偏見という見えざる敵に闘いを挑む社会派ヒューマン・ドラマ。
■イン&アウト(★★★☆☆)-1999年アメリカ映画
オスカー俳優ケビン・クライン主演のコメディ。アカデミー賞授賞式で、教え子である俳優に「先生はゲイです!」と公言された教師のドタバタ劇を、コミカルに描く。
■Lの世界(★★★☆☆)-2004年アメリカドラマ
ジェニーはシカゴ大学を卒業したばかりの才能豊かな新進作家。メジャーな文学賞と短編集の出版という栄誉を手に、恋人で人類学専攻の学生ティムと
“大人の暮らし”を始めるためにL.A.へやって来る。
ティムの住まいはウェスト・ハリウッドでお隣にはベットとティナという30代のキャリアウーマン・カップルが暮らしている。同棲して7年の2人は、子供を作るということで、新しい選択肢を探り、レスビアンとしてのあり方にチャンレンジを始めようとしていた。
ゲイやレズビアンカップルが当たり前に生活している華やかなハリウッド社会を垣間見たジェニーは、自分の恋愛観が変化していくことに戸惑いつつも新しい世界が広がっているのを感じる。
最先端のファッション・カルチャーを世界に発信し続けるハリウッドの今を描く、スタイリッシュ&エロティックな話題作。
■エンジェルス・イン・アメリカ(★★★★☆)-2003年アメリカドラマ
エイズに翻弄される同性愛者たちと、その周辺の人物たちの苦悩や葛藤を描いたヒューマンドラマ。エミー賞11部門、ゴールデングローブ賞5部門を受賞した作品。
■キンキーブーツ(★★★★★)-2006年イギリス映画
父親から受け継いだ伝統ある靴工場の経営になじめない、優柔不断な青年チャーリー・プライス。そんな彼が“オトコであることになじめない”ドラッグクイーンのローラと出会い、ドラッグクイーン御用達のSEXYブーツ作りに大奮闘する。100年の伝統を誇るノーサンプトンの伝統的な靴業者の4代目スティーブ・ペイトンマンをモデルとした、実話に基づいて作られた作品。
■ショートバス(★★★★☆)-2006年アメリカ映画
唯一無二の傑作「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の生みの親として一躍時代の寵児となったジョン・キャメロン・ミッチェル監督が“本当の愛とセックス”を求めて彷徨う男女の姿を切なく温かく描いた、お洒落でキュートなセックス・ムービー!主演俳優をはじめ、多数のエキストラのセンセーショナルな性描写シーンから世界各国で「これは愛か?ポルノか?」と論議が勃発した超話題作!
■同窓会(★★★★☆)-1993年日本ドラマ
93年に日本テレビ系で放映された斉藤由貴主演のドラマ「同窓会」がDVD-BOX化。2組のカップルの恋愛を軸に、生々しいホモセクシュアルの描写も織り交ぜた衝撃作。Mr.Childrenが担当した主題歌「CROSS
ROAD」は大ヒットを記録した。初回限定生産。
■トランスアメリカ(★★★★☆)-2007年アメリカ映画
性同一性障害に悩む男性が、昔一度だけ女性と関係を持った時に出来た子供とアメリカ大陸縦断の旅に出るハートフル・コメディ。
■バッド・エデュケーション(★★★☆☆)-2004年スペイン映画
舞台は1980年のマドリード。映画監督エンリケのもとに、美貌の青年が現れる。彼はエンリケが神学校の寄宿舎にいたときに初めて恋をした相手で、その禁忌の恋のおかげで、エンリケは神学校を追われた。16年ぶりに会ったその男は、二人が引き裂かれた悲劇をもとに書いたという分厚いシナリオを置いていく。だが16年前の真実と、シナリオに書かれた真実、そして現在の真実が微妙に食い違っている。監督の半自伝的な作品。
■ブエノスアイレス(★★★☆☆)-1999年香港映画
アルゼンチン。旅の途中で知り合ったウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。幾度となく喧嘩と別れを繰り返してきたこのゲイ・カップルは、やり直すためにイグアスの滝をめざすが、またもささいなことから喧嘩別れとなる。そしてしばらく後、ブエノスアイレスのタンゴ・バーで働くファイのもとに傷ついたウィンが転がり込んできた…。カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞。
■ブロークバック・マウンテン(★★★★★)-2005年アメリカ映画
美しいワイオミング州の山々。ふたりのカウボーイが羊を放牧している。ワイルドで牧歌的な風景に奏でられるのは、彼らの愛の物語。男同士の関係を描きながら、これほどまでに万人を感動させる映画は、過去になかったかもしれない。イニスとジャックは、ブロークバック・マウンテンで燃え上がった愛を、その後、失うことはなかった。ともに妻を迎え、子どもを授かっても…。
物語は1963年に始まり、舞台は保守的な中西部なので、当然、厳しい現実が待っている。そして、妻たちの悲しみもある。アン・リー監督は、それらすべてを過不足なく描き、主人公ふたりの愛を際立たせていく。何より、演技がすばらしい。イニス役のヒース・レジャーは、素顔の本人とは別の、絞り出すような低音の声で男くささを前面に出しつつ、内に燃えたぎるジャックへの愛を表現する。ふたりの再会シーンでは、衝撃的なまでに激しい愛がぶつかり合う。2006年アカデミー賞監督賞ほか3部門を受賞した人間ドラマ。
■メゾン・ド・ヒミコ(★★★☆☆)-2005年日本映画
『ジョゼと虎と魚たち』に続く、犬童一心監督、渡辺あや脚本による第2弾。癌に冒されたゲイの父親とその恋人の若い青年、父を嫌う娘の心情を通し、愛と絆、欲望と希望を綴る心温まる感動ドラマ。オダギリ ジョーと柴咲コウ共演作。
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