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オレゴン州の同性愛者学生たちは” 死の恐怖 ”
2005/06/01 11:48
(アッシュランド/オレゴン)ゲイとレズビアンを殺害するよう呼びかけるチラシがサウザンオレゴン大学に撒き散らされている。
あるチラシにはこのようなメッセージが書かれていた。
「聖書は同性愛の罪を犯した者たちは地獄に落ちるであろうといっている。だから同性愛者たちを今根絶しよう。ホモを殺せ。」
そのチラシは二週間に渡り巻かれている。しかしほとんどの学生や関係者たちが怒り、ショックを受けている中で、大学の同性愛者たちはそうではない。
「私も私の友人たちもこれにショックを受けてはいない。」大学女性救済センターのコーディネーター、デルダ・ファーガソンはメール・トリビューン紙に語った。「私たちは毎日殺される危険にさらされている。」学生議会議長のロバート・ワートはそれを身をもって知っている。
「これは友人たちや学生指導者たちに起こっている。そして僕にも起こっている。」とワートは述べた。
ゲイであるワートは、最近ゲイバッシングの被害にあったと語った。何人かの若い男がアッシュランドのコンビニエンスストアで彼と二人の女性の友人に言い寄り、わいせつな言葉をかけてきた。さらに男らはワートをたたき、石を投げつけ、罵ったとワートは言っている。
アッシュランド警察は4月30日以降発生した5つの事件について調査中であると述べた。またサウザンオレゴン大学学長 エリザベス・ジンサーはさらなる調査の続行や教育、訓練を含むゲイバッシングとたたかう10箇条プランを作ることを約束している。 |