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東京都
脱法ドラッグ製造・販売で懲役2年
2005/06/02 01:43
脱法ドラッグを規制するための4月1日条例を制定した東京都は5月25日、3種類の薬物を「知事指定薬物」に指定して告示した。
指定は条例制定後初めて。
6月1日から、これらの成分を含む薬物を製造・販売した場合、最高で懲役2年もしくは100万円以下の罰金となる。
指定された薬物は、「2C−I」(商品名BLUE MYSTICなど)、「MBDB」(商品名BLISSなど)、「5−MeO−MIPT」(商品名GUN Angelなど)の3種類。
指定された薬物は、いずれも麻薬に指定されている薬物と極めて近い分子構造を持っており、幻覚や興奮作用があるほか、依存性も推測されている。アダルトショップなどで販売されているという。
条例は、健康に害があり、すでに乱用されているか乱用される恐れのある薬物を「知事指定薬物」に指定して取り締まるもので、都は今後も順次、脱法ドラッグを指定していく方針。
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