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20億円の同性愛者コミュニティセンター、シカゴで建設開始
2005/06/17 03:44
(シカゴ/イリノイ州)シカゴ市長リチャード・デイリーは14日、2000万ドル(約20億円)かけたLGBTコミュニティセンターの着工を開始した。デイリー市長はこのセンターを「ビーコン・オブ・ホープ(希望の道しるべ)」と呼んでいる。
「Center on Halsted」と呼ばれるこのセンターは、教育、レクリエーション、社会的なサービスに加え、劇場イベント、社交的な機能をも提供する。
シカゴ市北部のリグレーフィールド(シカゴ・カブスのホーム球場)近くに建設されるこのセンターは、20年以上にわたるメンバーのコミュニティ活動の中心となる。
建設予定地は2001年に買収され、サンフランシスコのゲンスラー設計事務所が設計を手掛けた。
建設費用には公的、私的資金から賄われ、既に集められた資金は約1500万ドルに昇る。また建設工事には約18ヶ月かかるとみられる。
LGBT全米コミュニティーセンター協会エグゼクティブ・ディレクターのシェイラ・ヒーリーはこのセンターを ” 他に類がない ” と言う。
このセンターの立案者らはサンフランシスコ、ロサンジェルス、ニューヨークの同様の施設を巡り、センターはこれら3つの良い部分を組み合わせる予定だ。
このセンターは40からなるLGBT団体の” 家 ”になり、またシカゴ同性愛者コミュニティの重要な拠点として機能するであろう。
3階建てになることのセンターには、ミーティングやオフィススペースに加え、教室、リラクゼーションエリア、175席の劇場、屋上庭園、サイバーセンター、地下駐車場が設けられる予定だ。
リンク:Center on Halsted |