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GLAADがGLBT向けのテレビネットワークLogo立ち上げに祝福
2005/07/10 17:56
(ロサンジェルス) GLAAD(The Gay & Lesbian Alliance Against Defamation)はレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー(LGBT)に向けたケーブルネットワーク、「Logo」立ち上げに喝采を送った。
ロゴは何百万人ものアメリカ人の視聴者にイメージや物語を届け、同性愛者の生活やまたその家族、関係に対する理解を普及するために不可欠で重要な役割を果たしてくれる。 MTV Networks は同性愛者向けの番組作りの草分け人として長い歴史があり、その結果私たちに祝福をもたらした。」とGLAADエンタテイメントメディアのデーモン・ロマイン氏は語った。
開局は木曜日に控えているが、Logoは初めに約1,000万世帯のデジタルケーブルTVサービスが集結している市場である、ニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコ、ボストン、フィラデルフィア、アトランタといった都市から放送開始していく。すでに、タイムワーナーやアデルフィア、 RCN、アトランティック・ブロードバンド等がネットワークに次々に参入しようとしているのが現状である。
広告スポンサー(初期広告主はオンライン旅行会社のオービッツとスバル自動車であった。)に支えられたLogoはアメリカで史上3番目の 24時間放送のLGBTケーブルネットワークである。 2004年後半に誕生した「Q Television Network」と「here! TV」はどちらもぺイ・パー・ビューの放送で、これら3つのネットワークは自主制作を含めたシリーズ番組、ニュース、映画、ドキュメンタリー番組を放映している。
「これらのネットワークが新しく与えてくれるもの:他人が私たちを見ることと同様に、私たちが何者であるのか人々に考えさせる、ゲイ・レズビアンにとって予期せぬ機会である。最も良いことは、テレビが私たちの生活を鏡に映し出し、ネットワークの到来がLGBTの視聴者に正確な自己をその鏡に反映させることを意味している。」とロマイン氏はこう述べた。
「1970年代初めに考え出された頃、チャンネルの数が限られており、到達目標の視聴者数が低く評価されていた。それまでに30年もかかったが、これでようやくLGBTコミュニティにおける約束が達成された。」と付け加えた。
6月24日(日)、Logoは毎年恒例のGLAADメディアアウォードの初代TVキャストを迎え、LGBTコミュニティや彼らに影響を及ぼす問題等を正確に発表した。紹介されるTVキャストは、ビリー・クリスタル、ライザ・ミネリ、マーガレット・チョー、アラン・カミング、マーシャ・クロス、フェリセティ・ハフマン、ジョン・ステマスの蒼々たるメンバーが連ねた。 |