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初となるアジアでの同性愛者コミュニティー国際会議の開催
2005/07/12 04:37
アジアのゲイ、レスビアン、およびトランスジェンダーに関した初となる地方会議が学者、政治活動家や芸術家によって木曜バンコクにて開催された。差別問題から映画がどのようにトランスセクシュアルを表現しているか等の問題を論じるためである。
Thaninnit Pithaksinakon(会議の広報マネージャ)は「3日間におよぶこのイベントに東アジアとイスラエル、パキスタン、そしてアメリカ合衆国などから500人以上の代表者が参加したが、当初は50人から100人程の代表者しか訪問しかいないと予想していた。」と述べた。 「アジアでの同性愛者、レスビアンやトランスジェンダーの期は満たされました。それは確かにここにあり、そして事実です。」ピーター・A.ジャクソン、オーストラリア国立大学でのアジアの歴史研究者とイベント開催者が宣言をした。
「このイベントは驚異的で歴史的な集会です。」フェミニスト学者であり、台湾国際セントラル大学の性別学センター代表でもあるジョセフィーヌ・チュン-ジェン・ホーは発言した。
ジャクソン氏は、「アジア人のゲイ、レスビアン、トランスジェンダーを対象とした非政府団体、フィルム、またビジネスの増加と共に、近年アジア人のゲイ、レスビアン、トランスジェンダーの増加が進んでいます。 しかしながら、彼らは未だにアジアのどの地域でも、低い立場となっています。」と発言した。
会議に出席した専門家達はアジア人のゲイ、レスビアン、トランスジェンダーに根付いた社会的な汚名については法律上の差別、またはアジア映画や文学での同性愛者とトランスセクシュアルの描かれ方と同様に議論していく計画だ。 また彼らは、性転換の為の正当な認可の促進についても議論を予定している。
この会議はオーストラリアを拠点とする非政府団体「Asia Pacifi Queer Network」、タイのマヒドール大学の人権学と社会発展学の研究室よって共同で開催された。
タイは保守的な仏教徒社会であるが、同性愛と女装については寛大である。 トランスジェンダー:同性愛百科事典参照
トランセクシュアル:同性愛百科事典参照 |