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ウガンダ、同性間結婚を刑務所送りに
2005/07/16 10:44
(カンパラ)アフリカ大陸にあるウガンダは、同性愛者にっとっては厳しい新しい法律を成立させた。
この新しい法律では、同性間の結婚は犯罪行為とみなされる。
「議会は、同性間結婚を犯罪とする憲法修正案を採択した。」と政府報道官バーナード・エセル氏は、ウガンダ新聞で述べている。
エセル氏によると、議員のうち111人が修正案賛成を、17人が反対、3人が投票放棄したもようだ。
今回の法律には、違反者に対する具体的な刑期については含まれていないが、後日、刑法修正の際に具体化されることになっている、とエセル氏は同紙に告げている。
ウガンダでは、同性間における性行為は以前から違法である。既に数百人のゲイ及びレズビアンが、同国から逃れている。彼らの多くはイギリスに避難したものの、多くの場合難民としての認定はされず、帰国を余儀なくされている。
アメリカにおける同性愛主教の選任が、教会分裂を脅かすと懸念するウガンダ・アングリカン教会が、この保守的動向の、リーダーの一つとして役割を担っている。
同性間結婚を犯罪行為とするとともに、ウガンダ議会は大統領の任期制限制度を取りやめた。 |