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ゲイ・レズビアンリーダーシップ機構が2005年の奨学生を発表
2005/07/29 13:35
(ワシントンDC)ゲイ・レズビアンリーダーシップ機構(Gay&Lesbian Leadership Institute)は、アメリカ国内でLGBTの発展に功績を掲げた7名に対して、奨学金の給付を発表した。
今年の奨学生7名は、ハーバード大学ジョン・ F ・ケネディ校にて開かれる2005年サマークラス政治学を奨学金で受講をすることができる。
そして、この7名の奨学生は、LGBT市民の公平性の確立を追及し、責務を達成したリーダーとして認められたこととなる。
選ばれた中でも、ステファン・グラスマンとマリオ・ベレスはゲイ・レズビアンリーダーシップ機構とファニー・メイ財団の副後援者で、LGBTの人権活動、LGBTの住居問題の分野において両団体が責務を実行し、達成したことが認められた。
「我々が後援しているメンバーは今日までに最も才能のある、またやる気に満ちた個人であり、公共サービスという世界に新風を送り込んだ人々である。
このハーバードでの教育の機会がより一層彼等の才能を開花させ、LGBT市民がアメリカ市民であるという肩書きと共に平等な権利を享受するまでの時間をさらに縮小してくれるだろう。」とゲイ・レズビアン・ビクトリー基金(Gay & Lesbian Victory Fund)と当機構の会長とCEOのチャック・オルフェ氏は述べた。
メンバーは3週間完結の集中コースに参加し、7月10から29日までで、リーダシップスキルを拡張させたり、新しい経営技術を開発したり、公共セクターとの関係構築などのテーマを盛り込む。
2005年ゲイ・レズビアンリーダーシップ機構の奨学生に参加するメンバーは次の通り。
-- Michael Fleming, executive director, David Bohnett Foundation
-- James McKissic, public education programs manager, Urban League of Greater Chattanooga
-- Mario Acosta-Velez, human rights commissioner, DC Commission on Human Rights
-- John Brady, recorder of deeds, Sussex County Government, Del.
-- Stephen Glassman, chairperson, Pennsylvania Human Relations Commission
-- Mark Kleinschmidt, town council member, Town of Chapel Hill , N.C.
-- Annise Parker, city controller, City of Houston
ゲイ・レズビアンリーダーシップ機構は2001年からハーバードと直接関係を持っており、LGBTコミュニティから才能ある人材をプログラムに送り込んでいる。
リーダーシップ機構からは、ハーバード大学の入学許可と一部または全額の奨学金の給付が個人に割り当てられる。
講義の内容は、政治管理、政策分析、パフォーマンス・マネジメント、交渉、戦略的経営に焦点を当てており、当大学機関は公共セクターの経営、公共活動、健康問題、公共安全、居住関連、予算管理などを講演できる参加者を選抜している。 |