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カメルーンで大規模同性愛者逮捕
2005/08/05 17:29
（ヤウンデ）カメルーンの首都ヤウンデで、ゲイバーにいたとして、15 人のゲイと2人のレズビアンが逮捕された。報道によると17人は現在公判を待ち、刑務所に拘留中である。
アフリカでは、「評判の悪い場所」に集まるなどの行為を含めた「同性愛活動」が、違法とされている。
ヤウンデの報道機関が伝えるところによれば、今回の逮捕者の内、男性同性愛者は刑務所に一ヶ月間も拘束されているという。また2 人の女性同性愛者は、15人の男性同性愛者よりも数日前に逮捕されていた。
IGLHRS（国際同性愛者人権委員会）は状況を調査中であり、同委員会は、今回の一連の逮捕を、警察による同性愛取締りだとしている。
IGLHRSは声明の中で「17人は同性愛を理由に逮捕され、逮捕者の一部か、あるいはそのすべてがコンデンギ中央刑務所に拘留されたままである」と述べている。
現地の報道によれば、有罪判決が下りた場合、逮捕者は6ヶ月から5年の禁固刑を受けることになる。21歳未満の人物が今回の逮捕者と関わりがあった場合には、刑は通常の2倍となる。
IGLHRCは、現在、アフリカにいる人権活動家と協力して今回の事件に当たっており、カメルーン政府に対しては、拘留者の即時釈放を要請している。
「カメルーン政府によるソドミー（反同性愛）法は、同国によって締結された国際協定 - 全ての人に対する偏見からの自由、プライバシー権、集会・結社の自由を保障 に反するものである」とIGLHRCは話している。 |
