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イラク、10代のゲイは売春を強要されている
2005/08/24 13:31
国連によると、イラクにいる10代の同性愛者の少年たちの多くが、ギャングや貧困によって強制的に売春をさせられていることを発表した。
IRIN当局は、イラクでの国内紛争から生じた経済悪化により、ある家庭では13歳くらいの若い少年が売春で生計を立てているという。また、同性愛自体がイスラム教の法律では死刑に相当することから、彼等の行為が秘密のように行われているという。
自らゲイであると認めている16歳の少年は、自分の生活を「今日の悲劇」と呼び、IRINに説明した。
彼はベッドである男とセックスをした際に写真を撮られ、その男から商業的に売春をするよう脅迫の手紙も受け取っていたという。
政府側は国連の記者団たちに対し、その問題に気付いているが、それを公表する方法がないと話した。
非政府組織は、彼等が問題を抱えながら生活をし、また同様にギャングによる脅しや資金不足が障害になっていると述べた。 |