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アメリカの巨大ハリケーンは同性愛者への天罰?
2005/09/05 05:27
(アメリカ・ニューオーリンズ)先週ニューオリンズを襲った巨大ハリケーン「カトリーナ」は、同性愛者への天罰だとキリスト教原理主義組織がWEBサイトで発表をした。
ニューオリンズでは毎年ゲイ・レズビアンフェスティバルが行われており、この堕落したフェスティバルに対して、神からの審判であるとキリスト教原理組織は主張している。
リペント・アメリカのマイケル・マーカーベージ氏はオフィシャルサイトで「多くの人々の命が失われたことは大変悲しむべきことですが、神はこの邪悪な街を破壊されたのです。」と述べている。
また、マーカーベージ氏は「この災害の被害者に祈りを捧げましょう。しかし、ニューオリンズ市民は、堕落したフェスティバルを望んでいたことを忘れてはいけません。」と語った。
これに対して、各LGBT権利団体は強く反論している。 ハリケーンの影響で、8月31日から9月5日まで予定されていたゲイ・レズビアンフェスティバル「サザン・デカダンス」は中止になっている。
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