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上院司法委員会 ロバーツ連邦高裁判事を承認
2005/09/27 12:16
 （ワシントン）ブッシュ米大統領が連邦最高裁長官に指名したジョン・ロバーツ連邦高裁判事（５０）の指名承認を審議してきた米上院司法委員会は２２日、投票を行い、賛成多数で承認した。
ロバーツ氏は保守派だが、投票では民主党からレーヒー議員ら３人が賛成に回るなど同党の対応は割れた。２９日の上院本会議で正式に承認される見通しだ。 ロバーツ氏は指名承認公聴会で「裁判には開かれた心で臨む。ルールにのっとったプレーをするのが仕事だ」と公平な裁判を強調。一方、妊娠中絶や同性婚の権利など米社会を二分する問題では「予断を与えたくない」として明言を避けた。
同委は共和党１０人、民主党８人。共和党は全員が賛成したため、投票結果は賛成１３、反対５だった。上院（定数１００）は共和５５、民主４４で、民主党内の中道派数人が賛成する方針のためロバーツ氏が第１７代長官に就任するのは確実だ。（毎日新聞）
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