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スターバックスのコーヒーカップはゲイ色が濃すぎる!?
2005/09/29 12:31
(ニューヨーク市)保守的なキリスト教グループがスターバックス社のキャンペーンを「同性愛を助長している」として非難した。
シアトルに拠点を置くスターバックスは、"私の見方プロモーション"を今年前半に展開。その中にアーミステッド・モーピンの言葉が使われていた。
モーピンは自作「Tales of the City」で1970〜80年代のサンフランシスコのゲイライフを描き、その中の1フレーズがコーヒーカップに引用されている。
「私は誰かを愛してそこにいたとき、私が恐れる人々に青春を引渡した。あなたは同じ間違いをするな。人生はあまりにも短い。」
ベイラー大学はキャンパス内のスターバックスショップに対し、モーピンの引用はおよそ100の引用の中のひとつに過ぎないにもかかわらず、それらのコーヒーカップキャンペーンを中止するよう命じた。
キャンパス内のスターバックスのフランチャイズ業者であるアラマーク社は大学当局からそれらの引用はバプテスト派大学にはふさわしくないと言われたと話している。
しかし大学の広報担当者はアラマーク社自身の決定だと述べた。「決定は飲食サービススタッフ自身が下したもので、大学当局がカップの使用を中止するよう命じた痕跡はないと理解している。彼らは故意に過敏になっているのではないか。確かにベイラー大学はバプティスト派が設立した施設で、バプティスト派は同性愛に対して自らの主張を率直にいう宗派だから。」同大学の広報担当ラリー・ブルームリーはそう話した。
今年初頭ベイラー大学は同性愛学生の大学を退学させられたとする裁判に勝利している。
同性愛者の権利に反対してきた長い歴史を持つ"アメリカを憂う女性たち"グループがスターバックス攻撃を先導している。グループはボイコットを呼びかけるのではなく、同社に対する非難を声高に言い続けている。「もはやスターバックスに行かないだけでは十分ではない。」同グループの文化・家庭部門の責任者、ロバート・ナイトはそう語った。 |