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米国食品医薬品庁(FDA)が総合HIV治療薬を認可
2005/10/06 00:29
(ワシントン)米国食品医薬品庁(FDA)が初めてAIDS(正式名称)の総合治療薬AZTが認可され、アメリカHIV感染者の医療費負担が軽減される。
AZTはZidovudineとしてよく知られている抗レトロウィルス薬で、体内で再製されるエイズウィルスを抑制する。また、AZTは他のHIV治療薬と兼用して使用されている。
AZTの総合薬は以前、特許や医療マーケットにおいて制約などがあったため、市場には出回らなかった。現在それらの特許期限が切れ、オハイオ州コロンビアにあるロクサンヌ・ラボ(Roxane Laboratories)とインド、グラゴンにあるランバクシー・ラボ(Ranbaxy Laboratories of Guragon)、そしてインド、ハイデラバッドを拠点にするアウロビンド製薬(Aurobindo Pharma)の製品が市場に介入する。
現在、アメリカではグラクソ・スミス・クライン社製造による既存のRetrovirが売られているが、これはFDAが1987年に初めて認可したもの。300ミリグラムの顆粒で$7する。
「これらの承認はアメリカでHIVに感染した人々更に救うことが出来るようになる。」と健康管理サービス庁の秘書であるマイク・リーヴィッド氏は文書で述べている。 |