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台湾の同性愛者 公平な権利を求めゲイ・プライド開催
2005/10/07 20:49
(台湾)先週の土曜日、台湾の同性愛者は、保守的な国家に対し公平な権利を訴えるためゲイ・プライドパレードを開催した。
パレードに参加したウォッカ・ワング氏(23)は、「私たちは社会に自分たちが変な生き物や病的な人としてではなく、普通の人間として扱って欲しい。」とロイター通信にコメントしている。
パレード運営者によればアジアでゲイパレードは活発な方ではなく、イベントを開催しているのは台湾に続き、日本、タイ、香港、フィリピンのみであるとのこと。
「台湾の社会では近年、政治的にも自由化が進んでいるが、中には同性愛者に対して差別的なコメントをする政治かもいる。未だにゲイは法的なシステムにおいても差別されている。例えば同性愛者は献血を出来ない。」と台湾プライド代表のアシュリー・ウー氏は語っている。
2004年7月には、台湾のある映画がアジア圏内で大ヒットしたが、シンガポールでは"同性愛者の理想郷を幻想させるもの"として上映禁止の措置が取られている。
また、2003年11月には台湾政府が同性結婚を合法化する計画を発表したことで、台湾はアジアで最もゲイ・ポジティヴな国家に近づきつつある。 |