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カナダのキリスト教系学校 両親がレズビアンであることを理由に少女を退学処分に
2005/10/09 13:37
(カナダ・オンタリオ州)14歳の少女が、両親がレズビアンであることを理由にキリスト教系学校から退学処分になったことが、学校監督者の手紙で明らかになった。
シェイ・クラークさんは、オンタリオ・クリスチャン・スクールから9月22日付けで退学となっている。
学校の代表であるレオナルド・スタブ氏は、「あなたの家族は、この学校のポリシーを満たしていません」と少女の実母であるティナ・クラーク氏に宛てた手紙の中で述べた。
ロサンゼルス・タイムスが9月23日金曜日に報じたところによると、学校代表のスタブ氏は手紙の中で「子の親は、反道徳的でキリスト教徒のライフスタイルに反するようなこと‐結婚前の同棲や同性愛関係に従事していないことが学校のポリシーである」と説明したという。
ロサンゼルス・タイムスがスタブ氏に連絡を取ろうと試みたものの、コメントは得られなかった。退学となったシェイさんと彼女の両親は、訴訟を起こす考えはないという。
シェイさんの両親の関係について学校側は、9月の第3週に入ってから知ったらしい、とティナ・クラーク氏は話した。
クラーク氏とパートナーの女性は22年間一緒に生活しており、シェイさんの他に9歳と19歳になる娘がいる。 |