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オーストラリア初のレズビアン上院議員誕生
2005/10/10 14:48
 シドニーが管轄の州、ニューサウス・ウェールズの上院にレズビアンであることを公言した議員がいる。
ペニー・シャープ氏は、決して自らの性的指向を隠そうしてこなかったが、恋人などについては「私生活に踏み込まないで。」と、こう切り返す。彼女のパートナーであるジョー・ティリー氏は州上院メンバーの補佐官である。
「そう、私はレズビアンよ。二人子供も居ます。私には返ってそれが問題になるとは思えない。」と報道陣に話す。
報道陣の男性が「6歳と13ヶ月のお子さんはいかがですか？」と尋ねると、「それはあなたの知ることではない。他の国会議員で自分の家族がどうとか、子供がどうとか誰もそんなことは聞かれない。なんでそれを敢えて答えなくてはいけないのか理解に苦しむ。私には保護する子供が居るだけであって、これ以上言いません。」、と言い放った。
保守派からの風当たりなど、どう考えているか聞いたところ、本人は特に心配していない様子。
更に「私は人生のほとんどの分野で差別を受けたことがありません、したがって何故国会で差別を受けなければならないのか分からない。もし人々が同性愛者に懐疑的なら、様々な家庭の人々が集まる国会に参加できないと言うつもりですか？」と答えた。
シャープ氏はゲイやレズビアンの権利の向上に期待をかけていると話した。また、彼女は現行のStatus of Children Actの改正に意欲的で、単なる生物学的な母という意味合いだけでなく、レズビアンが子供の保護者として、母親として合法的に認識されるように働きかけていきたいとしている。 |
