Home
News
Blogs
Info
BBS
Photos
Equality
 
メニュー

News
ニュース一覧
Googleニュース
ブログ一覧

Information
 インフォメーション
 イベントカレンダー

Message Board
 掲示板

Events
 アウトドアパーティー
 ゲイスキーウィークエンド

Travel
 シティーガイド
 各国の法律

Recommendations

 ゲイバー&クラブ
 映画・DVD
 ウエディング
 英会話レッスン

Column

 コラム一覧
 
カミングアウト

Photos

 ウェブアルバム
 各国のプライドパレード

Horoscope
 占い

Dictionary

 同性愛用語辞典

Mail Magazine
 メールマガジン登録

News Bar
 ライントピックス設置

Equality
 設立趣旨

Consulting
 コンサルティング

GayJapanNews
 GayJapanNewsについて
 ボランティアスタッフ募集
 プライバシーポリシー
 お問い合わせ

Translation
 English(英語)
 Korean(韓国語)
 Chinese(中国語)
 English Index Page
 

 
LGBIT関連

LGBIT Sites
GIX
Men's mix
Men's Net Japan
SuperBoysClub
Jguy USguy
Kiss Japan
Lesbian Index
PAF NIGHT
PAF SCHOOL
Bravissima!
LOVE PIECE CLUB
All About
ビデオメーカー
LINKS

News
STAGPASS
Badi.jp
RainbowNetJapan
Googleニュース
 

ニュース

ローマ教皇庁 同性愛に関する宗教上の規則外を認識
2005/10/17 13:48

(ローマ)同性愛者の神学校に関するバチカン文書の中で、カトリック信仰と同性愛についての議論が収束を見せそうだ。文書が確実に意図しないのは、将来聖職者の中に同性愛者は存在しないということだけである。

多くのアングロ・サクソン系の人にとって、これは理解しがたいことかも知れないが、バチカン(教皇庁)が”no gays in the priesthood(同性愛者の司祭職就任は認めない)”と言う時、実際は”同性愛者の司祭職就任は認めない”を意味していないのである。その本当の意味することは、「一般的な規則として同性愛は良いことではないが、例外が存在するであろうことを理解している」ということだ。

今回のように、言葉と実際に意味するところの区別を理解するには、バチカンに流布する、イタリアの法に関する概念をよく知る必要がある。イタリアの法に関する概念によると、法とは、理想の表現。法は、多くの人が必然的に達することのできない、理想の状態を描いたものである。この考え方はアングロ・サクソン系の「法は、市民が実際に行うことを書き取ったもの」という考え方からは、明らかに排除されているものである。

イタリア人が無法状態に不満を言う一方で、彼らは主観性を強く信じている。イタリアの街の交通を、苦労しつつも乗り越えようとした人なら誰でも、ここでの話のポイントがよく分かると思う。イタリア人が信じるには、人間の生活における果てしない複雑性をカバーできる法は存在せず、厳格に従うべきこととして法を定めるより、人間社会のあるべき理想の姿を描いたものとして法を定める方が、より重要だというのである。イタリアには、堅い法が存在するが、法の執行は非常にゆるい。かつては ”Ministry of Justice and Grace( 司法慈悲省 )” として知られた司法省に匹敵する存在は、ないと思われる。

イギリスの歴史家クリストファー・ダウソンは、ローマカトリック信仰によって形成された精神文化を「性愛的な」と表現する。ダウソンによると、カトリック文化は、経済の問題を優先順位の高い位置におくような、実利に基づくプロテスタント主義のアメリカの‘ブルジョワ'文化と異なり、神聖な(霊的)完成への熱烈な探究心に基づいている。少し前に、あるバチカンの高官が私に「法は、人間が天使だったら物事はきっとこうあるだろうという状態を表したものだ」と話したことがある。

この価値基準は、バチカンの聖職者がしばしば我々の生活に対して厳格な道徳イメージを当てはめようとするのに対し、より具体的な状況においては、彼らが驚くほどに寛容で、理解力ある人になりうることを意味している。例えば、バチカンの政策立案者は、避妊や中絶の問題で、先進国で教会を軽蔑して従わない多くのアメリカ人が、たくさんのカトリック信者の述べることによって興奮してしまうほどには、興奮しない傾向があるというように。これは、バチカンの聖職者が規則を重んじないということではなく、むしろ彼らが、多くの人が見落としがちである理想のまさに本質を信じているということである。

もちろん、避妊・中絶の禁止や神学校における同性愛の禁止がその‘理想'であるかは、議論の余地がある。ここで述べたいのは、教皇庁が決してはっきりと言葉にしなくても、全ての事象において規則が支持されるのを期待している人はいない、ということである。

アングロ・サクソン系の文化圏には、これをある種の偽善だと思う人もいるだろう。造反に対してウィンクする一方で、明らかに、教会は法を発行するのだから。教皇庁の人間は自分たちの考え方を、人間の性質を踏まえた上での現実的な譲歩と見る。

背景として、次期発表の文書−神学校にいる未来の聖職者が禁欲を実践できる限りにおいては、その人物が同性愛者であろうと異性愛者であろうと関係ないと述べる−は、教会における因習的知恵に対して挑戦するものであると話す教皇庁関係者もいる。バチカンの政策立案者と一部のアメリカ人司祭にとっては、それは単純な問題だ。男性ばかりの環境では、性的指向が男性に向いている人は、より大きな誘惑に襲われ、それ故に心配の要因になると言い争うのである。

この考え方は論争可能な提案かもしれないが、結局のところ、同性愛者は聖職者に任命されるべきではないという絶対的な判断を意味するものではない。むしろ、聖職者たちは、同性愛者の司祭候補に対して注意深い目を向けるであろうが、しかし結局は、ベストと思われる判断〔バチカンの法の概念〕を用いるであろう。

妥協を許さないやり方で法を適用しようと決心した者は、きっとそうできるだろう。しかし、カトリックの司祭の中に将来ほとんど同性愛者がいなくなっても−自分が同性愛者であることをオープンに話したがる神学校生徒や聖職者は確実に少なくなるだろうが−‘ gay free( 同性愛者が全くいない ) 'という状況にはならないだろう。

司祭や神学校が決定を迫られるその場に到っても、彼らの多くはやはりイタリアの聖職者的詭弁を持ち出すだろう。‘ If the pope were here, he would understand.( 教皇がここにいらしたら、理解してくださるだろう ) 'と。
© GayJapanNews All Rights Reserved

>>ニュース一覧


ポータルサイト
Google
 Google
 Gmail

Yahoo! Japan
 Yahoo! Japan
Yahoo! Mail

MSN Japan
 MSN Japan
 Hotmail

Community Site
 mixi
 Facebook
 


新聞・番組表・天気
新聞・ニュース
 共同通信
 時事通信
 47NEWS
 日経新聞
 産経新聞
毎日新聞
朝日新聞
 読売新聞
 AFP
 ロイター
 CNN
 WSJ
 ブルームバーグ
 CNET Japan

スポーツ新聞
 日刊スポーツ
 日刊ゲンダイ
 スポニチ
 サンケイスポーツ

雑誌
 Yahoo!雑誌一覧

テレビ番組表
 テレビ番組表

天気予報
 日本気象協会
 

リンク

辞書
 goo辞書
 英辞郎
 漢字辞典
 Yahoo!翻訳
 Google翻訳
 ウィキペディア

線路
 えきから時刻表

地図
 マピオン

音楽
 Listen Japan

映画
 CINEMA SCRAMBLE

買い物
ヤフーオークション
アマゾン
価格ドットコム
出前館
 楽天

レンタルビデオ
TUTAYA
ゲオ

旅行
国内ホテル
海外ホテル
Hotwire

クリック募金
 国境なき医師団
 緑化活動
 dff|クリック募金
 



 ・Google News
   2006.02.09から配信
 ・Yahoo!カテゴリ

   2007.2月から登録
 ・JANJAN
   2009.7.30掲載
 ・The Japan Times
   2008.12.23掲載
 ・IGLHRC

   2008.7掲載
 ・NHK
   '08LGBT特設サイト掲載
 ・THE BIG ISSUE
   2008.10.01掲載
 ・U.S. FrontLine

   2008.7月号掲載
 ・東京プライドパレード

   '07ガイドブック掲載
 ・朝日新聞

   2007.6.13掲載
 ・Japanzine
   2006.12月号掲載
 ・Love FM
   2006.03.29出演
 ・The Japan Times
   2006.01.17掲載
 ・NEUTRAL(白夜書房)

   2005.7月号掲載
 ・BayTimes
   海外メディア協力
 ・前大阪府議員尾辻
   LGBT関連リンク
 

 

Web site and all contents © Copyright GayJapanNews 2011, All rights reserved. Privacy Policy