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生徒に対して「ゲイ」であることを強制した教師が辞職
2005/10/21 18:48
(オレンジパーク/フロリダ)クレイ郡教育委員会は、スイミングクリーク小学校教師が授業中に不適切な発言をしたとして、その責任をとって辞職したと発表した。
国語の授業中クラスメート2人の少年がおしゃべりをしていたところをラリー・イーガー教師が注意した。しかし、その注意は異常なものであった。
被害を受けた少年の1人、ビニー・フラーによると「先生は僕たちをみんなの前に座らせて、僕らに手をつながせようとしていた。」と語った。
イーガー氏は、他の生徒たちの前で2人の少年がゲイだといい、他の生徒6人の前で約15分ほど、それは続けられたと少年たちは言っている。
「とても恥ずかしくて、先生が次に何をするつもりなのか怖かった。」とビニーは語り、もう1人の少年マルコム・ジョーンズは「腹が立って、悲しかった」と語っている。
今回、少年たちが校長と両親にそのことを告げたことで問題が発覚した。
ビニーの母親、ジャッキー・フラーは、「それを聞いたとき、頭が真っ白になり、とても信じられなかった。息子が帰ってきて、そんなことを私に話すなんて。先生なのに、なぜそんなことをさせたのかしら。生徒たちは先生を尊敬してるのに、どうしてそんなに生徒を侮辱したかったの?」語った。 クレイ郡教育委員会のダーレーン・マーラは「今年はイーガー氏がクレイ郡の学校で教える最初の年で、彼は97日間の研修期間が終わる前に辞職することになった。委員会は、タラハシーのプロ教育委員会に報告するか検討中だ。新しい教師については現在鋭意適任者を探している。そして教師たちは経歴調査を受けており、委員会は彼らに教室でどんな言動をできるのか、できないのかというコースも含め、広範囲の研修を実施している。」と述べた。
スイミングクリーク小学校に子どもたちを通わせる親たちは、今回の出来事にショックを隠せない様子であったという。 |