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スバル自動車 ゲイ・レズビアン向けのTV広告にデビュー
2005/10/24 13:12
(ニューヨーク)ゲイメディアを長いこと支援してきたスバル自動車は、MTVの新しいLGBTケーブルネットワークである「Logo」上で独占的に広告を放映するキャンペーンを発表した。
10月11日からTVコマーシャルと付加価値プロモーションがスバルのマーケティングキャンペーンの一環として放映される。
Logoの広告セールス担当副社長トム・ワトソンは、「スバルは、LGBTコミュニティに直接接触することの意義を理解している先進的な会社であり、Logoの視聴者キャンペーンを立ち上げるために彼らと共に仕事ができることを私たちは大変誇りに思っている。」と語った。
30秒間のコマーシャルは「How Do You See Yourself? (あなたは自分をどう見る?)」、「Oppsites Attract (正反対の引力)」、「Different Roads (別の道)」という3つのコンセプトで、同性愛関連の広告代理店でスバルの広告を10年以上手がけてきたムーンシティ プロダクションによって製作された。
俳優の写真とスバル社の自動車のデジタルモデルがアニメーションし、全体を構成するそのコマーシャルは最近のテレビコマーシャルには見られない斬新なものになった。
スバルのアメリカの広告責任者ティム・ベネットは言う。
「スバルは消費者に直接話しかけて顧客を作りだすことで再び自動車業界をリードしている。この新しい作品は最新のコンピューターアニメーション、音楽そして細やかさにより実現されており、スバルのニッチマーケティング成功のよい例である。また、ブランドメッセージを維持することができている。」
10月からLogoで放映が開始されるコマーシャルは、紙面でのコマーシャルやWatch and Winコンテストを含め、展開されるマーケティングキャンペーンの核となる。10月11日から31日までは同性愛者のイメージ写真を含んだ45秒バージョンの「How Do You See Yourself?」が放映される。Watch and Winコンテストは視聴者が専用ウェブサイトに訪れ、プラズマテレビを獲得するチャンスのあるキャンペーンである。コンテストは紙媒体のメディアやemail広告、Web広告で推進され、「How Do You See Yourself?」はコンテストの推進のため10秒のスポンサー表示にも使用される。
スバルは同性愛者を対象にした広告キャンペーンやレインボークレジットカードなどで同性愛コミュニティを10年以上にわたり支援してきた。また、R.L Polk社の新車登録統計によるとスバルは四輪駆動車売り上げナンバーワンを成し遂げている。
LogoはMTVネットワークによって今年7月に立ち上げられた。 1000時間以上の番組コンテンツと1700万人の視聴契約者をもち、MTV、コメディセントラルなどに並ぶViacom社の高視聴ネットワークになっている。 |