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サンディエゴの医師らがレズビアンの体外受精手術を拒否
2005/11/01 11:52
(サンディエゴ)カリフォルニアの裁判所で、医師の宗教的な背景を理由に、体外受精の手術を拒否されたとしてレズビアンの女性が訴えた。
今回のようにゲイやレズビアンの患者が自らの性的指向によって手術を拒否され、直接医師に訴えるケースはアメリカ国内では初めてのこと。
火曜日に行われた裁判では、判事の1人が今回の事例は最高裁へ持ち込まれる可能性があるとの見解を示した。
医師らは原告側の女性とパートナーが15年間、婚姻関係を結んでいなかったと主張。一方、女性の弁護側は結婚ステータスではなく、彼女の性的指向が理由で拒否したとしている。
原告の女性は別の病院で体外受精の手術を受け、現在3歳になる息子がいる。 |