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HG プロレス本格参戦フォー!
2005/11/08 14:50
レイザーラモンHG(29)が6日、プロレス界の革命児になると宣言した。
デビュー戦となったハッスルマニア(3日、横浜アリーナ)では、プロレスラーの片りんをみせ、インリン様からフォールを奪取。今後も、ゲイ人とプロレスラーの二足のわらじをはき、低迷するマット界に新風を巻き起こす。他団体進出も視野に入れており、HGがプロレスに本腰を入れる。
まさにプロレスラーの発言だった。「今ハッスルはあるけど、この世界は低迷の時期にきている。僕が新しい風を吹かせられればいい」。HGは、持ち芸の「フォー」も、腰振りもすることなく、静かにマット界への思いを口にした。
改革の旗手になる。マット界を牛耳るのは、三銃士の蝶野、武藤、四天王の三沢、川田、田上、小橋。他界した橋本さんを除けば、全員が第一線で体を張っている。裏を返せば、次期エースが育ってこない。HGはその現状を打破していく。
「三銃士、四天王にリスペクトがありました。今でも彼らに頼っている部分がある。僕がミスター・プロレスを名乗れるくらいにやりたい」。他団体からのオファーがあれば「初めは1人では…。小川さん、大谷さんが一緒だったら行く。バッチ来い」と話した。
ハッスルマニアでは、念願のプロレスラーとなり、デビュー戦で勝利を収めた。今も「体中が痛い」というが、「今後も継続して出させていただけるのなら、ぜひ出たい。バッチ来い」とプロレスへの意欲は増している。来年は可能な限りマットに上がり、改革に努めていく。
次戦は、来年2月下旬から3月に予定されるハッスルでの参戦が有力視される。早くも高田総統に「ふんどしマッチがやりたい」とかみつき、長州には「スポット参戦でしょ?やらない」と強気回答したHG。ゲイはプロレス界をも救う。(デイリースポーツ) |