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ゲイチャットをして解職請求になった市長の新事実
2005/11/11 00:25
(スポケーン/ワシントン)スポケーン市長のジェームス・E・ウェストが公式出張の際、市の備品であるコンピューターを使って、多数のゲイ男性のオンラインプロファイルをチェックしていたことが明らかになった。
12月6日の解職請求選挙に直面しているウェストの弁護士は、声明の中でウェストを弁護している。「ワシントンD.Cへの出張の際に市長がウェブサイトを訪れたのは、東部標準時間で一般的なビジネスタイムを過ぎた後だった。2005年5月5日に市長はそのウェブサイトを訪れたが、それは勤務時間内でも市役所内でもない。該当のコンピューターは出張時、ウェスト市長の個人使用のために用意されたものであり、それらの事実はいずれも市の規約に違反していない。」
市のインターネットアクセス規約は、職員に「限定利用」を認めているが、わいせつな画像へのアクセスやいやがらせや脅迫、差別などの目的での利用はすべきでないとしている。
リコール運動の支持者たちは、ウェストが18歳の高校生だと思っていたチャット相手に市インターンシップを得る手助けを申し出たと主張している。また、彼らによるとウェストは自身の写真をチャット相手に送った上で、セックスに関する話題を持ち出してデートの段取りをし、ウェストの身分について秘密にすることを強く迫ったという。18歳の少年というのは、実はスポークスマンレビュー紙に雇われたコンピューターの専門家で、ウェストが自らの性的指向を隠した同性愛者で、自らの利益のためにオフィスを使用しているという噂の真偽を明らかにするためだった。同紙は5月から市長の秘められた生活に関するシリーズ記事を発行し始めた。
ウェスト氏は長い間、州議会の共和党リーダーであり、同性愛者の権利に反対してきた。彼はプライベートで過ちを犯したことを認めているが、同時に自分はスポケーン市のオフィスに残るべき、有能なリーダーであると述べている。 |