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HIV偏見でアメリカン航空を告訴
2005/03/09
カリフォルニアでHIV陽性であるために客室乗務員の仕事を解雇された3人の男性が、アメリカン航空を訴えた。
ウォルバー・レオーネ、ヴィンセント・ファスコ、リチャード・ブラントンらは1998年から1999年の1年の間、アメリカ航空の客室乗務員として勤務していた。
採用面接のとき、彼らは病歴について尋ねられたが、HIV感染者であることについては言及しなかった。そして、彼らは健康診断で合格することを条件に採用をされていたが、血液検査の結果を受け採用を断られていた。
彼らは、市民運動化のスクネイダー弁護士を雇い、航空会社を訴えた。スクネイダー弁護士はアメリカでは身体的障害で雇用の決定することを禁止していると主張していた。
これに対して、裁判官のレイモンド・フィッシャーは「アメリカでは個人的な身体情報をもとに、志願者を断ることは出来ない」と判決を下している。 |