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ワシントン州裁判所 レズビアンの実質的な親に親権を与える判決
2005/12/06 16:34
(ワシントン)ワシントン州最高裁は、生物学上の実母と暮らす少女を、誕生から6歳になるまで育てたレズビアンの女性に対し、‘事実上の親'としての親権を求める権利があるとの判決を下した。この判決により本質的に、ワシントン州における新しい‘親‘の法的地位が定められたことになる。
「本日、判例法は、ワシントン州において、実質的な親の法的地位、生物学上の親と同等の権利を、養子縁組などを行った事実上の親に認める」とボビー・ J ・ブリッジ判事は判決(賛成7、反対2)を言い渡した。判決は「連邦最高裁もワシントン州裁判所も、‘家族'や‘親'が生物学上の限られた定義に基づくものだと支持したことはない」としている。
判決文の中では‘マイアン'と記されているスー・エレン・カーヴィン氏は、元パートナーのペイジ・ブリテン氏が、カーヴィン氏に不公平な形でブリテン氏の生物学上の娘(判決文中‘ L.B. ')との連絡を取れないようにしたとして、ブリテン氏を2002年11月にキング郡上級裁判所に提訴。カーヴィン氏とブリテン氏は一緒に子どもを育てることを決意し、6年間連れ添った。ブリテン氏は人工授精を行い、1995年に女児を出産。女児誕生後の数年間はカーヴィン氏が育児のために家に残った。少女はカーヴィン氏を‘ママ'、ブリテン氏を‘マミー'と呼んだ。
しかし一年半後、ブリテン氏とカーヴィン氏は破局。ブリテン氏は精子提供者と結婚し、その後カーヴィン氏とL.B.との面会を禁止した。
ワシントン州最高裁の判決は、2004年5月の州上訴裁判所による判決−カーヴィン氏にL.B.に対する親権を認める内容−を支持した。3人の判事からなる会議は、カーヴィン氏がワシントン州家族法のユニフォーム・ペアレンテイジ・アクトの下では親としての法的資格が認められない一方で、親子関係を証明することにより‘実質的又は心理学上の親'としての法的地位を要求することができるとした。
高等裁判所は、カルヴィン氏がL.B.の実質的な親であるかどうかを審理・決定するために、訴訟を上訴裁判所に差し戻した。
裁判所は「我々は、今回の訴訟と、また類似する訴訟について審理裁判所に対し、従属関係、親権、面会権、監護権、養育過程において子の利益を考慮するように求める」とし、「子に代わって、また子の利益を追求する形で行動することが、正義の利益に適うものである」と加えた。 |