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中国 警察がゲイ・カルチャー・フェスティバルを封じ込み
2005/12/27 23:56
(北京)16日金曜日、中国警察は、ゲイ・カルチャー・フェスティバルを中止に追い込んだ。フェスティバル参加者らは、当局の動きを、同性愛者に対する明らかな不寛容、差別だと非難している。
フェスティバルでは、1週間に渡り映画、芝居、作品展示や同性愛者に関わる問題についてのセミナーなどが行われる予定だった。しかし、16日夜のオープニング・レセプションに警察が介入し、フェスティバルを中止させた。参加者らは、予定イベントのうちのいくつかでも開催できるよう、当局との交渉に当たっているという。
ヒー警官は「彼らには、イベント開催許可が下りていない」と話した。
フェスティバル参加者らは、真の問題は、警官によるゲイ・フェスティバル封じ込みの根底にあると言う。「中国はまだまだ保守的。彼(警官)らはフェスティバルを違法だと言うけれど、同性愛者を取り巻く問題をもっと理解したいと思うことの、どこが違法なのか?」と、映画制作を学ぶキュイ氏は疑問を投げかける。
「彼らは単に従順主義的なだけ。多元主義者ではない。誰かが異なる意見を持ったり、異なる行動をするのが許せないのだろう」と話すのは学生のシャオ・ミン氏(24)。
2001年まで中国では同性愛は精神障害とされ、国営メディアなどは、同性愛は不道徳であるという伝統的考え方に基づき、同性愛者が自己のセクシュアリティーを公表することに対し圧力をかけてきた。今年初めには、北京大学で同性愛をテーマにした映画祭を開催予定だったが、警察による圧力で、開催は中止された。16日のイベントは、中止の事態を防ぎたいとする開催者側の努力があったものの、開催直前で中止を迫られた形だ。
「警察は、ゲイ・カルチャー・フェスティバルが人々に悪い影響を与えると思っているようだが、これは明らかな差別行為」と語るのは、イベントに参加していたザオ・ヨンリャン氏。
警察は、短時間だが、イベント主催者の一人であるジャーナリストを拘束し、同性愛者であるかどうか質問したという。
今年、上海復旦大学は、同性愛者に対する偏見をなくそうと、同性愛者に関する授業を開講。しかしザオ氏によると、中国では、まだまだ性的指向について話したがる同性愛者は少ないという。「同性愛は未だ語られない問題。それでも“より大きな問題”になりつつある」とザオ氏は話す。 |