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バイアコムが同性愛者向けチャンネル構想
2005/03/23
ウォールストリートジャーナルによると、米メディア大手バイアコムのサムナー・レッドストーン会長兼最高経営責任者が、傘下のMTVネットワークのトム・フレストン会長兼最高責任者に対して、同性愛者向けのチャンネル（全米初）の企画を立ち上げることを指示した。
バイアコムでは以前にも同様の構想を持ったが断念した経緯があった。しかし、もしそれが実現していたら3000万ドルの投資で10億ドルの利益を上げていたという。レッドストーン会長はそのことを失敗だったと、アナリストや投資家に対して認めた。
また、全米で同性愛者の世帯は、平均収入がストレートの世帯よりも８％高く、同性愛者の視聴者向けの年間広告支出は、5000億ドル近くにも達するという調査もある。 とはいえ、まだこのバイアコムの構想に関して、同社幹部はコメントを差し控えている。広告主や一般視聴者の動向など、今後、実現に向けてクリアしなければならない問題があるのも事実だ。 |
