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オクラホマ議員、同性愛関連本への禁止令を要求
2005/03/30
(オクラホマシティ、オクラホマ) オクラホマ州議会議員は、ゲイの王子が主人公の、人気の高い子供向けの本を”みだらである”と決め付け、その本を成人指定にすべきであると主張した。
70人の州議会議員のメンバーはその本を図書館の子供向けセクションから大人向けセクションに移動するよう嘆願書に署名した。
この本「プリンスとプリンス」は、これまで2年間近く、いくつかの州で保守派による攻撃の対象となっている。この本(リンダ・デ・ハーン、スターン・ニジランド共著)では、バーティ王子はリー王子と恋に墜ちるまでに自分にふさわしい幾人もの王子達と会い、愛を探す。 そしてこの32ページの本はこのふたりの王子がキスをして終わる。
この、ふたりの王子の物語は小学生を対象に多様性の理解を目的に書かれている。
マイク・ジャクソン議員は「私は言論の自由を制限しようとは思いません。しかし、子供達がこの種類の本を見る機会がいくらでもあるということを、両親でさえ知らないのです。」と主張。(R-イーニド)
「それが、同性愛をテーマにした児童図書であるということが不愉快なのです。子供が読むにふさわしい内容だとは思えません。私は怒りを覚えます。」とカート・ロゴウ議員と別のイーニド共和党員が主張。
議員団は州立図書館を監督するメトロポリタン図書館委員会に陳情を提示。 委員会は回答していない。 |