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シカゴ市がゲイ旅行者に注目
2005/04/03
(イリノイ州、シカゴ市)シカゴ市はゲイに友好的な都市としての知名度を上げようとしている。同市では2006年にGay Gamesが開催されるので、この効果を期待するイリノイ州では、メディアを通した大々的なLGBT(セクシュアル・マイノリティー)を対象としたキャンペーンを計画中である。
イリノイ州観光局長であるジャン・コストナー氏は今週行われた観光事業会議で、メディアを通じて、ゲイやレズビアンを対象とした旅行をかつてない規模で打ち出す予定であるとを述べた。
8月にはイリノイ州とシカゴ市でゲイ専門の雑誌などの編集者や記者を招いて、シカゴ市の魅力を宣伝する。
コストナー氏はシカゴトリビューン紙に「Gay Gamesを促進し、シカゴとイリノイをゲイに友好的な土地として広めたい。多くのメディアに取り上げてもらいたいのです。」と語った。
都市の、LGBTを対象とする宣伝キャンペーンにアドバイスを行うコミュニティーマーケティング社による計算では、ゲイとレズビアンが2003年に旅行にかけた費用は、5兆4100億円にのぼると考えられている。
この金額の多くは、北米でのゲイ旅行者誘致の先駆けとなったモントリオールに流れた。
またフィラデルフィア、ニューオーリンズ、そしてミネアポリスでも最近になってゲイを対象とする独自の広告キャンペーンを打ち出している。
同社が昨年行った調査によると、シカゴは現在でも合衆国では8番目に旅行客の多い地域で、キャンペーンを始めやすい状況は、すでに整っている。
GayGamesによって12000人の旅行客がシカゴに来ると予想され、25億円以上の収入が見込まれている。
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