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フィジーで投獄されている同性愛旅行者の仲裁を政府に求める
2005/04/13
(シドニー)レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランズセクシュアル(LGBT)公民権の弁護士は、フィジーで投獄されているオーストラリア人の同性愛旅行者の判決に異議を申し立て、11日シドニーのフィジー領事館の前でデモを行った。
今月初め、トーマス・マクスウェルはフィジーの地元男性と同性とのセックスをしたために、2年の実刑判決を言い渡された。
トーマス・マクスウェルは審議の中で、同性とのセックスがフィジーでは違法であることを知らなかったと言っている。
また、彼とセックスをした地元男性ジレンダ・ナダン(23)に対しても、2年の投獄が言い渡されている。
判決を言い渡す際、執政官は彼らの行為を「どんな人でも、それが吐き気のするうんざりしたもの」と記述し、 この文章はオーストラリアの同性愛者団体を怒らせた。
11日に行われたデモには、オーストラリア上院議員のケリー・ネティルの姿が見られた。
彼女は「私たちは、フィジー政府とオーストラリア政府にフィジーの反同性愛者法律を撤廃するように呼びかけている」と発言してた。
また、彼女はオーストラリア政府の控訴が失敗したときは、トーマス・マクスウェルをオーストラリアに戻すように呼びかけている。
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