News
エルトンとファーニシュ誓いを立てる
2005/04/29 22:07
(ロンドン) エルトン・ジョンと長年のパートナー、ディヴィッド・ファーニシュは数ヶ月間に渡り考え、お互いの気持ちを確認した末、12月に挙式をすることを決めた。
エルトンはデイリー・ミラー紙のインタビューに「僕らはチャールズ皇太子とカミラ・パーカー・ボウルズが式を挙げたウインザー城で誓いを立てるよ」と語った。
しかし、王室の式とは異なり、エルトンとファーニシュはシビルユニオン(※1)に登録のサインする必要がある。
同性同士のドメスティック・パートナーシップ法は12月5日にイギリスで合法になる。しかし、異性同士の結婚と同等の権利と責任を得ることはできても、それを「結婚」と呼ぶことはできない。
「僕らは12月中旬にウィンザー城で式を挙げたいと本当に思っているけれど、僕はコンサートツアーの最中だからハネムーンはおあずけになると思うよ」と、エルトンはコンサート中のラス・ベガスから語った。
エルトンは、なぜ二人がファーニシュの出身地(カナダ)で合法な結婚をするよりも自分の国(イギリス)のシビルユニオンに入ることを選んだかについては語っていない。
シビルユニオン法の下では、ドメスティック・パートナーシップ法に登録する市民は、少なくとも15日前に彼らの計画を公表しなければならない。つまり、エルトンとファーニシュの式は最速でも12月21日まで行うことができない。
42歳のファーニシュは有名な映画制作者であり、彼らの交際は11年になる。
「ディヴィッドと出逢えたことは僕の人生の中で最高の出来事なんだ。確かに僕らは多くの時を離れて過ごしているし、それは辛いことでもあるけれど、僕らはそれをうまくこなしているのさ。僕らは日に5、6回電話で話しているし、どこにいてもお互いにカードを送ることを欠かさないんだよ」と、エルトンは語った。
※1 シビルユニオン:結婚と同等または同等に近い権利を同性間にも保障した法律。イギリス(12月〜)、スペインなど各国によって内容はことなる。カナダは同性間の結婚が認められている国。
|