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米国メソジスト教会がレズビアンの牧師を復職させる
2005/05/07 19:18
（メリーランド州、リンシカム）米国メソジスト教会が、女性と交際関係にあると明らかにした後聖職から外されたレズビアンの牧師を復職させることを決め、元の決定を覆した。
教会の委員会は投票を行い、“牧師がゲイであることを明らかにするのを禁じた教会の決まりを破った”としてイレーン・ベス・ストラウドを聖職から外した元の決定を、８対１の多数決で無効にした。
フィラデルフィアの牧師である彼女は、その覆った決定にほっとしており、教会がセクシャリティに関係なくもっと人々を受け入れるようになればいいと望んでいる、と話した。
米国メソジスト教会は、独身で禁欲を守っている場合に限ってゲイとレズビアンの牧師を受け入れている。しかし、ストラウトの主教は、２年前に彼女が自分のセクシャリティを信者に明かした際、彼女を聖職から外すほかなかった、と話した。
その結果、彼女は誰にも聖餐式や洗礼を施すことが出来なかった。彼女は準牧師の資格は保持し、フィラデルフィアにあるジャーマンタウン・ファースト・ユナイテッド教会で牧師でなくても出来るような仕事をして働いていた。
「教会にはイエス・キリストによって伝道され、教会の決まりの一部である正義や包容といった基本を無視する自由はない」教会当局がホテルで彼らの決定を発表した後、ストラウドは語った。
「その決定は私たちに、米国メソジスト教会は正義を遂行する力量があるという希望を与えてくれた」と彼女は話した。
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