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共和党市長が児童暴行容疑で告訴
2005/05/11 01:22
(ワシントン ) 二人の男性がスポーケン市の市長であるジェームス・ E ・ウエストを、市長が保安官代理でボーイスカウトのリーダーだった当時、未成年者である彼らに暴行を加えたとして告訴したとスポークスマン・レビュー紙は木曜日報じた。
市長に立候補した 2003 年以前は州上院の保守派共和党のリーダーだったウェスト（ 54 ）は、「一度も子供と性行為を持ったことはない」と容疑を否認した。
しかし彼は18 歳だと信じていた男性にウェブサイトのGay.com を通じてギフトや好意を申し出て、市役所インターンシップに誘っていたことを認めた。
その報道に続く発表でウェストは辞職するつもりはないと述べている。
「私が市と市役所に持ち込んだ不名誉、そして私の判断力の欠如により皆さんを当惑させたことに対し、個人として真摯にお詫びしたい。」
彼は市職員宛てのE-メールの中でこう述べた。
同性愛者の権利、中絶および１０代のセックスに反対し当選したウェストは、 Web サイトを通じたオンライン上の関係を一年ほどもっており、それ自体はプライベートなことだと考えていると述べている。
「私の私生活はこれまでもそうであったようにあくまで私生活である。」彼はそう語った。また彼の性的傾向については、「私は自分自身をゲイだとは思っていない。」と語っている。
ウェストは 1990 代に約 5 年間結婚していた。
保安官代理時代のウェストに対する児童暴行の告発はシアトルのロバート・ J ・ Galliher(36) によりスポーケン裁判所における訴訟の証言録取書に記されている。
その訴訟は当時のもう一人の保安官代理、デイビッド・ Hahn に暴行されたと訴える Galliher と彼の兄ブレットそしてほか２名の損害を明らかにするものである。 Hahn は 1981 年に自殺している。
二人目の男性、マイケル・ G ・グラント（ 31 ）はインタビューの中でウェストに対し、同じような主張をしていると同紙は述べた。
水曜日の夜の同紙のインタビューで、ウェストはそれらの訴えは両方とも真っ赤なうそだと言っている。
「私はかれらに暴行していない。私はそのような人は知らないし、誰にも暴行などしてはいない。また私は 18 歳以下の誰ともセックスをしたことはない。女性とも、男性とも。」
同紙によるインタビューの中で Galliher およびグラントは 1970 年代終わりか 1980 年代はじめに彼らは Hahn の紹介でウェストに会い、当時二人の保安官代理はボーイスカウト第 345 隊のリーダーだったと述べた。
Galliher は自分が少なくとも４回はウェストにより暴行されたといい、そのうち２回はウェストの勤務中だったと言っている。またグラント（麻薬所持により有罪で収監中）はウェストにより２回性的虐待を受けたと言っている。
またウェストは彼に対し、「もし誰かにしゃべったら、お前のママを殺す」と言われたといい、「もう彼女はいない。」とも述べた。
ウェストは Galiher の訴訟では被告として挙げられておらず、彼はその証言録取書も知らなかったといっている。
ウェストは確かに Gay.com を使い、チャットしていた。「どうしてあそこへ行ったのか、わからない。正直にいうと、好奇心なのか、混乱していたのか・・・。とにかくわからない。」ウェストはこう言った。
同紙はオンライン上での小児性愛者公表法の施行を手伝った U.S.Customs Service の技術者を雇い、ウェストがネット上では「 Cobra82nd 」または「 RightBi-Guy 」と名乗っていたことを確認したと述べている。
ウェストは同紙が送り込んだコンピュータ専門家が扮した 18 歳の男性への誘惑を否定し、彼のオフィスでの暴行を否定している。
「ふさわしい服装をして、働くために私のオフィスに来て、願書を書き込んだこの街の子供は誰でも私のオフィスでインターンになれる。」ウェスト市長はそう言った。
ウェストは 20 年間州議会議員として過ごし、不愉快な方法ながら、政治的手腕に優れていると見られていた。彼は 1990 年に州都を訪れたジンジャー・マーシャルに州議事堂でプロポーズをし、新聞をにぎやかした。彼らの結婚は５年後に終わりを告げている。
スポークスマン・レビュー紙の編集者、スティーブ・スミスは木曜日、共同通信に対し、同紙はコンピューターの専門家を雇うことに乗り気でなかったが、ウェストのオフィスでの暴行は明白であり、今後も若い人々が犠牲になる可能性があるため必要だったと明かした。専門家は IP アドレスを追跡し、編集部が持っていなかったチャットルームの参加者の身元を明らかにする知識を持っていたと、スミス氏は言っている。
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