News
男性同性愛者、人肉食の罪で懲役刑
2005/05/14 14:13
(ベルリン)火曜日、ドイツ人男性同性愛者に懲役13年の判決が言い渡された。その男性は殺した恋人の死体をバラバラにし、あとで食べるために各部ごとに冷凍していた。
ドイツ刑法では、容疑者と被害者は判決文の上告を待つ間、姓字のイニシャルと名前のみで呼ばれることになっている。
ラルフ・M容疑者(画家、41歳)は殺人の罪で起訴された。ドイツでは、犯罪で起訴された容疑者とその犠牲者のフルネームは、評決が出るまで通常差し控えられる。
警察発表によると、被害者であるジョー・R氏(容疑者の恋人、33歳)は死に至るまでドライバーで刺された末バラバラにされた模様。そして、ジョー氏の胴体、脚、腕、心臓や肝臓を含むいくつかの内臓は冷凍庫に保存され、その他の部位は何匹かのネコにエサとして与えられた。
彼の判決文の一部によると、ラルフ・M容疑者は専門家の診断により「同性愛者の恋人関係の一部に見られる虐殺嗜好に取り憑かれていた」と結論づけられ、精神病理の診療所で治療を受けるよう命ぜられた。
ラルフ・M容疑者と被害者のジョー・R氏はインターネット上の人肉食サイトで知り合った。ラルフ・M容疑者がネット上に載せた個人広告は「休日に焼き肉料理を楽しみたい。そのために30歳くらいのほっそりとした男性を探しています」という内容だった。
この事件はアーミン・ミーウィス容疑者の事件と恐ろしいほど類似している。アーミン・ミーウィス容疑者はセックス・フレンドであったバーンド・ジョーダン・ブランデス氏を殺し、食べた罪により有罪の判決を受け、控訴している。 [>>関連ニュース]
ミーウィス容疑者とブランデス氏は人肉食フェティシズムに興味を持つ男性同性愛者の出会い系掲示板で知り合った。
ミーウィス容疑者が掲示板に載せた内容は「18歳から25歳の君へ。僕の家に遊びに来ないか?僕が君の熱く滾った肉体を食べてあげるよ」というものだった。
この事件は、ミーウィス容疑者がブランデスを殺害した後、更に掲示板に投稿した時に、読者が警察に通報で明るみに出た。
警察がミーウィス容疑者の自宅を捜査した際、ポリ袋にきちんと包まれたブランデス氏の体の各部位が発見され、各袋には「解体順」というラベルが貼られていた。骨と他の“食べられない部分”は庭に埋められていた。ミーウィス容疑者は「ブランデスの体をほぼ40ポンド(約18キログラム)は食べた」と供述している。
ミーウィス容疑者は「人肉食セックスに興じる人は世界中に何百人といるよ」と逮捕時に供述している。 |