News
イスラム聖職者、ゲイに対する暴行の罪に問われる
2005/05/21 16:47
(ザンジバル、タンザニア)半自治領であるザンジバル島でイスラム聖職者4人がゲイに対する暴行の罪に問われた。
アフリカ東岸から離れた島からのニュースレポートでは、4人の聖職者たちは男性同士が結婚しようと計画していると聞き腹を立てたと伝えている。
その報道では、どのようにカップルが結婚をしようと意図していたのかは説明していないが、ザンジバルでは同性愛は違法であり、同性婚はイスラム法によって禁じられている。
ザンジバルにおけるイマームの組織が男性間の結婚がもうすぐであることを知り、4人の聖職者がカップルを誘拐したと警察は言う。
そして、被害者の男達は暴行にあい、意識不明に陥った。
そのカップルの1人はケニアのモンバサ出身であり、もう1人はザンビア諸島のペンバ島出身である。二人ともけがから回復中である。
4人の聖職者は暴行の少し後に逮捕された。法廷に出廷した際、保釈金を否定され、5月23日まで拘置所で再拘留されることになっている。
しかし、同性カップルに対する問題は終わっていない。警察はザンビアにおける男色法のもとで罪に問えるか決めるためにカップルの取調べを行っている。
この法律によると、同性間の性交渉により有罪を宣告されたものには、最大25年間の刑期となる。 |