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カナダで結婚したカップルがオーストラリア政府を批判
2006/01/09 16:48
(バンクーバー)結婚するためにカナダに移住したオーストラリア人の同性カップルが、ジョン・ハワード首相率いるオーストラリア政府を痛烈に批判した。
オーストラリアン・マリッジ・イクオリティの共同設立者であるルーク・ゲイアンとマシュー・カルトンは9月2日、バンクーバーにあるユナイテッド・チャーチ・オブ・カナダにおいて結婚した。
2人は現在カナダに住んでいるが、本当はオーストラリアに戻りたいと言う。
「旦那と私はオーストラリア人なのに、カナダでは合法的に婚姻関係にあるものの、一歩オーストラリアへ足を踏み入れたその瞬間に我々の合法的な婚姻関係は無くなってしまいます。だからできるだけ長い期間、カナダに住むつもりなのです。オーストラリアの家に帰って結婚を認めてもらえるほど幸せなことはないのですが」(ゲイアン氏)
ハワード首相は、英国において同性カップルが結婚式やセレモニーを始めたことを受け、同性婚についての見解を求められた際、次のように述べている。
「私は反対です。結婚というのは男性と女性とで成り立つものと思うからです。婚姻法を修正したのもそういう理由からです」
ハワード首相の所属する自由党は昨年婚姻は男女間のもの″と定義する法案を通過させている。
「結婚というものを真剣に考える我々と違い、その価値を明らかに軽視しているジョン・ハワード首相のコメントによって、我々は深く傷つきました。我々は結婚したいという夢を叶えるために地球の裏側までやってきたのです。その一方でハワード首相は我々の婚姻関係を却下するために婚姻法を改悪し、他国に比べ、自国の国民を大切にしないオーストラリア″を作り上げているのです」(ゲイアン氏)
ゲイアン氏は、カナダに住んだことによって彼のオーストラリアに対する見方が変わったと言う。
「マシューと私は、我々を公平に扱ってくれるだけでなく我々の関係と国家に対する貢献を尊重してくれる社会に住んでいます。トロントの賑やかな通りを歩いた時も、アルバータ州の氷河の上を歩いた時も、ブリティッシュ・コロンビア州の広大な森を通り抜けた時も、我々は合法的に結婚しているカップルとして、また対等に扱われている社会の一員として、手をつないで歩いたのです」(ゲイアン氏)
ゲイアン氏は、ハワード首相はカナダのポール・マーティン首相をお手本にするべきだと言う。
「ハワード首相がオーストラリアにおけるいかなる形の平等な結婚に対して断固反対の立場を貫いている一方、カナダにおいて彼と同じ立場にある選挙運動真っ最中のマーティン首相は平等″を支持すると再度述べています」(ゲイアン氏)
マーティン首相は、同性婚を合法化した最近の法律制定についての質問に対し、「カナダの首相の役割はマイノリティを守ることです。私はマイノリティを守ることを約束します」と答えた。 |