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「ブロークバック・マウンテン」を上映中止 ユタ州の映画館
2006/01/10 19:55
(ユタ州ソルトレークシティ)ユタ州ソルトレークシティ郊外の映画館が、6日から上映を予定していた「ブロークバック・マウンテン」を、直前になって取りやめた。同性愛を描いた作品のため、保守系の団体は上映中止を歓迎する一方で、作品を楽しみにしていた人々や同性愛者団体らは、突然の予定変更に戸惑っている。
カウボーイ同士の同性愛を描いた同作品は、ニューヨーク映画批評家協会の作品賞と監督賞、主演男優賞を受賞したほか、ゴールデングローブ賞で作品賞や監督賞など、最多7部門でノミネートされている。 (関連記事)
直前になって上映中止を決めた映画館「メガプレックス」の入場券売り場には、「予定変更のため『ブロークバック・マウンテン』は上映いたしません。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と張り紙が出された。
映画館のオーナーは、米プロバスケットボールNBAユタ・ジャズのオーナー、ラリー・ミラー氏。
配給元のフォーカス・フィーチャーズによると、上映開始の数時間前になって、映画館側が「ライセンス契約に違反した」ため、上映を拒否したという。
ユタ州の保守系団体「ユタ・イーグル・フォーラム」のゲイル・ルジチカ会長は、この映画の上映中止はユタ州の人々にとって良い手本を示したと歓迎。「上映が中止になったことで、この作品のどこかに問題があるのだと、若者にも分かるだろう」と話している。
一方、ユタ州の同性愛権利拡張団体のマイク・トンプソン事務局長は、「これだけ美しく、前評判が良くて映画賞も取っている作品を、個人的な偏見でユタ州の人々に見せないのは、残念なことだ」と語っている。(CNN)
ソルトレークシティの別の映画館(「センチュリー16」)では、ブロークバック・マウンテンの公開を行い、予想以上の反響と観客の動員しているという。 |