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オーストラリア、首都特別区シビル・ユニオンが連邦政府により覆される
2006/06/22 23:55
(オーストラリア)連邦政府が、同性愛者カップルにシビル・ユニオンを認める首都特別区(ACT)の法律を覆したことを受け、同国内の同性愛団体から非難が上がっている。
首都特別区政府は、シビル・ユニオンを認める法案を先月可決したばかり(関連記事)。法案作成時には、同性結婚を認めるとしていたが、反対派に配慮し、シビル・ユニオンを認める内容にとどまった。
国会での3時間にも及ぶ議論の結果、賛成32、反対30で首都特別区の制定したシビル・ユニオン法を覆すことを決議した。
ACT選出の与党自由党ギャリー・ハンフリー議員は、野党や小政党らと共に反対票を投じた。ジョン・ハワード首相率いる自由党の10年間の歴史の中で、党の主張に反対票を投じる行動をとったのはハンフリー議員が初めて。
法務長官フィリップ・ラドック氏は、法律上のシビル・ユニオンの定義が「結婚」に近すぎるため、この法律が、婚姻は男性と女性の間のものであると定めた婚姻法に反するとの見解を示している。
首都特別区法務長官サイモン・コーベル氏は、シドニーのデイリー・テレグラフ紙に対し、連邦政府の決定について「これは同性愛嫌悪的な決定であり、傲慢で反民主的」と提案に強い反対の姿勢を示した。
コーベル長官によると、首都特別区はシビル・ユニオンに替わる新たな法案の作成にとりかかる予定。コーベル氏は「覆されたシビル・ユニオン法と同じレベルの恩恵を同性カップルに与えるつもりだ」と話している。 |