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ポーランド:ホモフォビアに屈せず、アクティヴィストら行進
2006/06/26 07:14
(ワルシャワ)国内における政治的ホモフォビアをものともせず、ポーランドの首都ワルシャワで、およそ2500人の同性愛人権活動家達らが行進を行った。
暴行などが懸念されたものの、「ワルシャワ・イクオリティ・マーチ」と呼ばれたこのデモ行進は成功を収めた。
参加者の中には「世界が見ている」というプラカードを掲げた人もおり、衛星放送のトラックや多くのカメラマンが行進を取材し、このメッセージが嘘ではないことを証明することになった。
警察は、行進参加者の安全を確保するため、大がかりな警備を敷いた。パレードに反対する若者グループは、「ペドファイル(幼児性愛)を禁止せよ」というプラカードを掲げた。ポーランド右派の反同性愛団体も同じような抗議活動を予定していたが、ワールドカップを理由に中止した。
参加者に卵が投げつけられるという行為もあったが、警察が速やかに対応。ワルシャワ警察報道官によると、警察はこの行為に関与した14人を逮捕した。
ポーランド国内におけるホモフォビアと、ホモフォビアに基づく暴力に関わらず、行進はユーモアと祝福ムードに包まれたものとなった。
ワルシャワ・プライドのマーチは、2004年と05年、レフ・カチンスキ市長(当時、現ポーランド大統領)により妨害され、中止に追い込まれた経緯がある。
今回のマーチに先立ち、カトリック色の強いポーランド家族連合のヴォイチェフ・ヴィチェイスキ議員が、「マーチに参加する同性愛者たちは警官に殴られればよい」と発言したことが国際的非難を浴び、参加者の増加につながったと見られている。
ヴィチェイスキ議員は、もとはポーランド・ユース・ムーブメントの出身で、過去に「全ての同性愛者は小児性愛者である」と発言している。しかし、議員は現在この発言を否定し、ジャーナリストとの間に解釈の相違があったと説明している。
ワルシャワ・マーチの2週間前には、ロシアの首都モスクワでの行 進が 同性愛反対派の暴力によって妨害された(関連記事)。また、ルーマニアの首都ブカレストでのマーチも同様に、暴力による妨害を受けた。
>>ポーランドパレード写真 |