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「ブロークバック・マウンテン」ゴールデングローブ賞受賞
2006/01/18 00:28
(ロスアンゼルス)今月16日第63回ゴールデングローブ賞の受賞作品が発表され、「ブロークバック・マウンテン」が最優秀作品賞(ドラマ部門)をはじめ、4冠に輝いた。
「ブロークバック・マウンテン」は30年にわたる恋愛を描いたアニー・プルーの短編小説を映画化したもので、最優秀作品賞(ドラマ部門)、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主題歌賞を受賞した。(関連ニュース)
ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが恋人として描かれるこの映画は、スクリーンのみならず広くアメリカ社会に同性愛と同性愛者の築く関係に対する許容という議論を起こしてきた。ハリウッドと批評家の中では熱狂的に支持されているものの、一般においては抵抗にもあっており、現在683劇場で公演、3080万ドルの興行収益となっている。
しかしながら、ここまで各賞を獲得し、過去8年にわたりアカデミー賞とゴールデングローブ受賞作品が重なっているため、当然アカデミー賞への期待へとつながっている。米国各紙も大きく取り上げ、ロスアンゼルス・タイムスは「 'Moutain' high 」と題して大きく報道している。
また、最優秀主演女優賞(ドラマ部門)は「トランサメリカ (Transamerica) 」でトランスセクシャルの女性を演じたフェシリティ・ハフマンが、最優秀主演男優賞は(ドラマ部門)は「カポーティ」で同性愛者の作家、トゥルーマン・カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンが受賞している。セクシャルマイノリティを描いた映画が主要な賞を受賞する結果となった。
アカデミー賞の投票締め切りは今週末。ゴールデングローブ賞はハリウッド外国記者協会の84人のメンバーによって選出される賞だが、アカデミー賞は映画芸術アカデミー会員5800名によって選出される。セクシャルマイノリティを描いた映画ということでその動向は微妙という説もあるが、『ブロークバック・マウンテン』の活躍が大いに期待されているのも事実である。
「ブロークバック・マウンテン」の日本公開は今春、シネマライズ他全国順次公開予定。また、ゴールデングローブ賞の主な受賞作品は以下の通り。
■ 最優秀作品賞(ドラマ部門)
「ブロークバック・マウンテン」
■ 最優秀作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 」
■ 最優秀監督賞
「ブロークバック・マウンテン」 アン・リー
■ 最優秀主演男優賞(ドラマ部門)
「カポーティ」 フィリップ・シーモア・ホフマン
■ 最優秀主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」 ホアキン・フェニックス
■ 最優秀主演女優賞(ドラマ部門)
「トランサメリカ」 フェシリティ・ハフマン
■ 最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」 リース・ウィザースプーン
■ 最優秀脚本賞
「ブロークバック・マウンテン」
■ 最優秀主題歌賞
「ブロークバック・マウンテン」 “A Love That Will Never Grow Old” |