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ナイジェリア 同性結婚とLGBT集会を刑罰化へ
2006/02/04 23:54
(ナイジェリア / ラゴス) BBCは今月19日、ナイジェリア政府が、同性結婚を行うカップルに対し5年の禁固刑を科す法案を検討していると伝えた。5年の禁固刑は結婚する同性愛者カップルの他、挙式に関わる全ての人に対しても科される。法案にはこの他に、LGBT権利獲得のための行進、団体設立を行った者に対して刑罰を科す内容が盛り込まれている。
法案はオルセグン・オバサンジョ大統領が参加した内閣の話し合いで可決し、議会での審議が行われることになった。議会では、反対票は少ないか又は全くないものと見られている。
オバサンジョ大統領の報道官はBBCに対し「政府は、同性結婚を法制化したベルギー、オランダ、スペイン、カナダのような世界の国々での動きに対し”先制手段”をとった。ナイジェリアの文化では、同性愛関係を含むソドミー * は不快なものと見なされる」と話した。
ナイジェリアはアフリカでも最も活気ある国の一つ。同国で力を持つアングリカン教会は1年以上に渡りナイジェリア政府に対し、同性結婚禁止を法制化するよう圧力をかけてきた。
ナイジェリア・アングリカン教会主席司教であるピーター・アキノラ大司教は、世界で最も公然と反同性愛的発言を行い、同性結婚を非難してきた宗教指導者の一人。アキノラ大司教は、 米国ニューハンプシャー教区司祭で同性愛者であるジーン・ロビンソン牧師に対する選挙を持ち出した 保守派運動指導者。
ナイジェリアでは既に、同性愛は刑罰対象とされている。
2000年以来、ナイジェリア北部にある12州が、裁判所においてシャリア法を適用。イスラム法であるシャリア法の下では、同性間性行為は死刑となる。報道によると、12人以上が有罪とされ投石による死刑宣告を受けているが、これまでに死刑が実施された例はない。
昨年9月22日、アメリカ下院民主党議員が、ナイジェリアで“ソドミー“の罪で男性らが有罪・死刑判決を受けたことに抗議し、オバサンジョ大統領に文書を送っているが、同大統領からの返信はない。オバサンジョ大統領は2004年10月の「ナイジェリア司教カンファレンス」の席で、「そのような同性愛への傾倒は、明らかに反聖書的、反自然的、そして絶対に反アフリカ人的である」と発言している。
ナイジェリアが同性結婚禁止法を制定すれば、ウガンダに次いで同法を定めるアフリカで2番目の国となる。昨年秋、ウガンダは同性結婚禁止を定めた憲法修正案を可決、ヨウェリ・ムセベニ大統領が署名し同性結婚禁止を法制化している。(関連記事)
* ソドミー:「同性愛や獣姦など“自然に反した性愛”」とされる。 |