ニュース
イスラエル 反同性愛過激派に有罪判決
2006/02/21 23:36
(エルサレム)イスラエルのエルサレム地方裁判所は、1月31日火曜日、昨年のゲイ・プライド・パレード当日、超正統派ユダヤ教徒らが、パレード参加者3人を殺害しようとしたとして、殺人未遂罪、妨害罪、傷害罪により有罪判決を下した。パレード参加者を刺殺しようとした犯人の一人は、ヨルダン川西岸のキルセット・セーフェルからの定住者で、判決文が読み上げられる間、反省の色などは見せなかった。
6ヶ月前、超正統派ユダヤ教徒らは、プライド・パレードを阻止するため、パレードの行進ルートに沿って行列を作り、1,000人以上の反同性愛派が尿の入ったビンや糞便の入った袋をパレード参加者に向かって投げつけるなどした。反同性愛派の一人だったYishai Schlisel被告は、刃渡り20cm以上ある台所用ナイフでプライド・パレード参加者を斬りつけ、2人が軽症、1人は胸部を刺された。
Schlisel被告は警察に対し「神の代理として、パレード参加者を殺しに来た」と話していた。裁定日、同被告は「反ユダヤ主義者とは話さない」として、報道陣に対するコメントの発表を拒否。
昨年のプライド・パレード企画者は判決を受け「裁判所の判断は、同性愛者コミュニティにとっての勝利であるだけでなく、法の支配と民主主義の勝利。同性愛者コミュニティを脅かす人たちの計画が失敗したので、今年8月にはエルサレムでワールド・プライド・パレードを開催する」と話した。
検察側はSchlisel被告について、地方裁判所に対し、最低でも10年の禁固刑を下すよう求めている。 |