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ロムニー前マサチューセッツ州知事「同性愛者に不寛容なわけではない」と発言
2007/06/11 17:34
(フロリダ州)前マサチューセッツ州知事で、来年の大統領選への出馬を表明しているミット・ロムニー氏(共和党)が先月24日、自身の同性婚反対の立場について、同性愛者に対して不寛容なわけではないと主張した。同日、AP通信が伝えた。
AP通信とのインタビューの中で、ロムニー氏は、選挙運動中のイベント「ミットに何でも聞こう(Ask Mitt Anything)」の中で、宗教者は、同性愛を罪であると説くべきかどうかを質問された際のコメントについて、説明した。当時、同氏は、宗教者の発言を政府が制限すべきではないとした上で、自身は、同性愛が罪であると説くつもりはないと答えている。
ロムニー氏はAP通信に対し、「私のように選挙に立とうとする者が、個人的な信仰や信条が不道徳か道徳的かどうかを話したり、論じたりすべきだとは思わない」と話した。
ロムニー氏の同性愛者の権利に関するこれまでの考え方は時々に変化し、有権者の関心と批判の的になってきた。1994年、エドワード・ケネディー上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)に対して、ロムニー氏は、「民主党員よりも、私の方が同性愛者の権利をしっかりと擁護することができる」と論じた。しかし、2003年、マサチューセッツ州最高裁が、同州における同性婚が認められないのは違憲との判決を下した際は、同性婚を禁止する改正州憲法案を支持。(関連記事)
先月24日、有権者400人との集会の席で、「みなさんが求めているのは、異なる信条を持っていたり、様々な生き方を選択する人を、尊敬の念をもって歓迎し、接するリーダーです。私は、私と異なる人たちに対して、尊敬と寛容の念以外の何物も持っていませんし、同性愛者である人びとに対しても、同じように感じています」と話し、同性愛者に対して不寛容なわけではないことを訴えた。
また、ロムニー氏は、州知事時代、同性愛者を大臣に登用したことや、その他重要なポストに、同性愛者を任命したことを明らかにした。
「私は、同性愛者に対する差別に反対します。私は、反同性愛を支持しません。共和党にも、この国にも、反同性愛を信じるリーダーを求めている人たちがいることは知っていますが、それは私ではありません」(ロムニー氏)
同性愛者に不寛容ではないことをアピールしたロムニー氏だが、同性婚に反対の姿勢は2003年当時と変わらず、その理由について、子どもの最善の利益に反するためと説明している。(翻訳・編集 山下梓) |