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ゲイバーによる「ゲイ男性以外の客、お断り」OK
2007/06/12 20:56
(オーストラリア/メルボルン)メルボルンのゲイバーが、ゲイ男性以外の客の入店を断ることを認められた。先月29日、365Gay.comが伝えた。
入店拒否を認められたのは、ゲイ男性の利用客の多いピール・ホテル内のゲイバー。ピール・ホテルは、ゲイ男性宿泊客の中には、異性愛者やレズビアンの宿泊客と同じバーを利用することで不快感を覚える人もいるとして、ヴィクトリア州民事行政審判所に対し、ホテル側がゲイ男性以外の利用を断ることを認めるよう求めていた。同ホテルのトム・マックフィーリー支配人によると、これまで、ゲイ男性客が、異性愛者の客にいやがらせなどをうけたことがあるという。
マックフィーリーさんは、サザン・クロス・ブロードキャスティングに対し、「メルボルンには、2,000ものホテルがあります。異性愛の人たちは、私たちのホテル以外に、泊まれるところがたくさんあります。でも、ゲイにはありません。ゲイの宿泊客が気持ちよく、そして、安全に滞在できるのは、ピール・ホテルだけです。それが(審判所に許可を求めた)理由です」と話した。
審判所はマックフィーリーさんの訴えを聞き入れ、ヴィクトリア州機会均等法の適用除外を認める判断を下した。
審判所の所長代理ケート・マッケンジー氏は、申立てに関する決定書の中で、「バーには、異性愛男性や女性でいっぱいになるという可能性があった。これでは、ホテル側がつくろうとしているバーの雰囲気を傷つけ、壊してしまう。異性愛者やレズビアンのグループは、ゲイ男性を嘲り(あざけり)、身体的暴力を加えることもある。ゲイ男性が、娯楽などの提供される場所において、じろじろ見られたりすることは、あたかも動物園の動物にでもなったかのようなものであり、人格を傷つけ、人間性をも失わせるものである」とした。
ヴィクトリア州の同性愛権利団体は、「(機会均等法からの)適用除外は、コミュニティの人たちを除外しようと思って申請したのではありません。ただ、ゲイ男性にとっての安全な場所を維持したかったのです」と話し、決定を歓迎している。(翻訳・編集 山下梓) |