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厳戒態勢の中、リガ・ゲイ・プライド開催−ラトビア
2007/06/18 08:03
(リガ)3日、ラトビアの首都リガで、リガ・ゲイ・プライドが開催された。昨年のゲイ・プライドでは、反同性愛派による同性愛者らの襲撃に対応をしなかったとして非難を浴びた警察当局だが、今年は厳重な警備態勢をとった。同日、UK Gay Newsが伝えた。
パレードは、昨年同様の反同性愛派による抗議行動を防ぐため、Vermanes公園内で行われ、他の欧州連合(EU)加盟国からの参加者を含め、数百人が参加した。
参加者の多くがレインボー・フラッグを振ったり、「平等は人権」などと書かれたプラカードを掲げて歩いた。
パレードが行われた公園の外では、反LGBT権利派が抗議活動を行った。3日午後には、スキンヘッド、ネオナチ、民族主義過激派、キリスト教保守派などが、「家族擁護(pro-family)」というタイトルでコンサートを開催。
反LGBT権利派は、ゲイ・プライドの中止を求め、先月最終週には、ラトビア国会議事堂前でデモ行進した。
昨年、リガ市は、安全上の問題を理由に、パレード開催を不許可とした。プライド主催者らは代わりに、地元の教会で礼拝を行った。
礼拝を終えて教会を出ると、数十人が攻撃。糞便入りの袋や、反同性愛の言葉を投げつけた。警察当局はその場にいたものの、現場に立っていただけ。
ヴァイラ・ヴィーチェ=フレイベルガ大統領は、この暴力を批判し、リガ市がプライド開催を拒否することは受け入れられないと発言した。
2005年、リガ・ゲイ・プライド主催者らは、リガ市によるプライド開催不許可決定を不服として提訴。裁判所は、プライド主催者側の訴えを支持し、リガ市に対し、開催不許可取り下げを命じた。パレードは開催されたものの、参加者は襲撃され、襲撃を加えた反同性愛派の数人が逮捕された。
LGBTの権利をめぐっては、支持派のヴィーチェ=フレイベルガ大統領と、反対の姿勢の議会とで対立が続いている。
2004年、ラトビア議会は、EU加盟の条件を満たすため、同性愛者の権利保障を盛り込む形で労働法を改正。しかし、法律は施行されなかった。昨年、議会は、LGBTの権利保障に関する規定を同法から削除する形で改正を行い、ヴィーチェ=フレイベルガ大統領に署名を求めたが、同大統領は拒否権を発動。LGBTの権利保障に関する規定が復活すれば、署名をする、と述べた。
現在までに、議会はヴィーチェ=フレイベルガ大統領の要求通り、再び改正を行い、法律は大統領署名を経て施行されている。(翻訳・編集:山下梓、写真提供:UK Gay News) |