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尾辻かな子参院議員候補 外国特派員協会で会見
2007/06/28 03:01
(東京)来月行われる参院選に民主党公認・比例区で立候補する尾辻かな子・前大阪府議が20日、日本外国特派員協会で記者会見にのぞんだ。尾辻さんが当選すれば、同性愛者であることを公にした日本初の国会議員誕生となる。
会見で尾辻さんは、出馬の動機や民主党の公認を得るまでの経緯、日本のLGBTをとりまく現状の厳しさなどについて話した。
また、性的マイノリティを対象に含む差別禁止法の制定や、同性パートナーの法的保障、偏見のない教育を自身の公約とし、その必要性を説いた。
会見後、外国人記者との質疑応答の中で、「参院選での勝算は?」と聞かれると、「日本で声をあげることができずにきた性的マイノリティの声を集められれば、当選圏内の15万票は獲得できる」と答えた。
「ドイツでは、自由民主党の党首が同性愛者ですが?」との質問に対しては、「日本でも、あと10年もしたらドイツのようになればと思う。そうなるよう努力していきたい」と話した。
自らの性的指向を公にして活動を行っている政治家は、海外ではめずらしくない。トランスジェンダーであることを公にしている国会議員としては、イタリアのウラジミール・ルクサリア議員、ゲイであることを公にしている国会議員としては、バーニー・フランク米下院議員などがいる。尾辻さん同様、レズビアンであることを公にして活動している政治家には、オーストラリアのペニー・シャープ上院議員や、タミー・ボールドウィン米下院議員などがいる。
LGBT候補支援団体「ゲイ・アンド・レズビアン・ビクトリー・ファンド」によると、アメリカには、同性愛者であることを公にしている政治家(連邦議会、知事、州議会、市長、市議会など)がおよそ300人いる。
会見を終えた尾辻さんは、ゲイジャパンニュースに対して、「海外のメディアが注目してくれていることは本当に嬉しい」と感想を述べ、「日本のメディアにも、私が同性愛者であることだけではなく、LGBTの問題が政治の問題であるということを訴えていきたい」と語った。
参院選は来月12日公示、29日投票。(編集 山下梓)
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