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野宿生活男性 性的指向理由にシェルター利用断られる
2007/07/03 19:48
(コロラド州デンバー)野宿生活者を対象とした施設の運営者が、性的指向を理由として、利用者男性の宿泊を拒否していたことが分かった。先月14日、365Gay.comが伝えた。
施設の一部利用を拒否されたのは、ジョン・ギャロンさん(34)。ギャロンさんはコロラドアン紙に対し、野宿生活者避難施設「オープン・ドア・ミッション」に滞在して3週間が経った頃、施設運営者のリチャード・シーボ牧師から、施設を出るよう言われたと語った。
「彼(シーボ牧師)は、「同性愛者がこの施設を使うことを認めない」と言いました。私はひどく驚きました。私が変えることのできないもの(性的指向)を理由に退去しなければならないということは、非常にショックでした」(ギャロンさん)
シーボ牧師は、ギャロンさんに対して施設を出るよう言ったことを否定しない。ギャロンさんが、施設を利用していた他の男性を「ナンパ」したり、他の利用者と口論をしたと話している。シーボ牧師はまた、コロラドアン紙に対し、ギャロンさんが「セクシュアリティを誇示した」と話している。
シーボ牧師は、男性・女性同性愛者について、キッチンやシャワーの利用は認めるものの、「私は、彼ら(同性愛者)がここでセクシュアリティを表現することは認めない。この施設では、男性は他の男性の隣に寝なければならない」話し、宿泊を認めないことを強調した。
ギャロンさんは、施設利用者と口論があったことは認めているものの、誰も「ナンパ」していないという。「セクシュアリティを誇示した」とされる点については、同性の元パートナーについて時々会話の中でコメントしただけと話している。
ギャロンさんは、コロラド州立大学大学院への入学を目指して、フロリダからフォート・コリンズに来ていた。
今年5月、コロラド州では、セクシュアリティを理由とした職場での差別を禁じた法案を可決し、ビル・リター知事が署名していた。しかし、可決・署名されたこの法律は、今回の野宿生活者のための避難施設などを含む施設における差別にまでは対応していない。
デンバーのLGBTセンター所長ジュディー・キャルホーンさんは、この法律が一歩進んだものではあるものの、「施設(における差別)も対象としたものにすべき」と話している。
性的指向を理由に、野宿生活者のための避難施設の利用を断られたケースは、シカゴでも報告されている。
5月21日、昨年冬にシカゴ市の運営する野宿生活者シェルターを、レズビアンであることを理由に利用を断られたとして、ミシェル・ワンさん(27)が、同市の「人間関係に関する委員会」とイリノイ州人権局を提訴している。(関連記事)(翻訳・編集 山下梓) |