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LGBTの権利・平等求め 北米でもパレード開催
2007/07/05 02:45
(アメリカ)LGBTの権利や平等を求め、先月下旬を中心に北米でもゲイ・プライド・パレードが開催された。先月22日、365Gay.comが伝えた。
ニューヨークとトロントではおよそ100万人、シカゴとサンフランシスコでは30〜60万人がパレードに参加した。
カリフォルニア州議会とニューヨーク州議会は同性婚法案を可決しているため、特にニューヨークとサンフランシスコのパレード参加者は、同性婚法の早期成立を願って歩いた。
共和党勢力の強いニューヨーク州上院では、反対派議員らが法案通過阻止で団結しているものの、エリオット・スピッツァー知事はすでに支持を表明している。
パレードに参加したLGBT権利活動家らは、宗教上の教えを理由に同性婚に反対する議員らに対し、「すべての宗教が同性愛者の権利に反対しているわけではない」と訴えた。
パレードには、キリスト教、ユダヤ教、仏教などの宗教団体も参加。
ユダヤ教のシャロン・クラインバウム師は、「同性愛者の権利に宗教を持ち出して反対をとなえる人たちは、神の名を冒涜していると思う」と話した。
カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事は、州上院が同性婚法を可決すれば、拒否権を発動する考えを明らかにしている。同知事はこれまでにも、議会が州民の声を反映していないとして、上下両院で可決された同性婚法案に対し拒否権を発動している。(関連記事)
カリフォルニア州最高裁は今年後半、スチュワート・ガフニーさんやジョン・ルイスさんなど、同性婚を求める同性カップルが起こした訴訟の口頭審理を行う予定。
サンフランシスコ・プライドに先立ち、来年の大統領選への出馬を表明しているジョン・エドワーズ元上院議員(民主党)の妻のエリザベス・エドワーズさんが式辞を述べ、その中で「私は、同性婚はいいことだと思う」と話し、自身の同性婚への支持を表明した。
エリザベスさんの同性婚にかんする立場は、エドワーズ元上院議員と異なる。エドワーズ氏はこれまで、「あらゆる形態の差別」には反対するものの、同性婚は認めないと発言している。
トロントでは、カナダ全土に及ぶ同性婚法が2005年に成立していることから、プライド週間にあわせ、週末は海外からの同性カップルのために役所を開けた。アメリカからのカップルを中心に、70組以上が結婚証明書を受けとった。
シカゴ・プライドの話題の中心は、先月オープンしたLGBTコミュニティ・センター(総工費2,000万ドル、およそ25億円相当、6月26日現在)。およそ40のLGBT団体がこのコミュニティ・センターにオフィスを置く予定で、シカゴのゲイコミュニティの新たな拠点として注目を集めている。センターの関係者は、今年、2万人がこの施設を訪れるものと見ている。(関連記事)(翻訳・編集 山下梓) |